こんにちは。
元トヨタディーラー整備士のガイです。
OEMを始めるにあたって、
「1000ロット発注が当たり前なので、初期費用がかかりすぎて資金的に厳しい」
「リスクの大きいOEMで失敗したらと思うと、一歩を踏み出すことができない」
といった悩みをお持ちの方がとても多いです。
僕の無料メルマガ講座を受講下さっている方からも、
「もう少しリスクを抑えてOEMをする方法はないですか?」
というご質問をいただきます。
そこで、この記事では、
数十個から発注できる低リスクOEMのやり方をご紹介します。
Contents
中国輸入OEMとは?
中国輸入OEMとは、中国で作った商品をベースに、自社独自に改良を加えて、商品を販売する事をいいます。
ちなみに、OEMとは別に、ODMというものもあります。
ODMについては、こちらの記事で解説しています。
中国輸入OEMは、1000ロット生産が基本条件
単純転売では、1個か商品を発注できるのに対し、OEM生産をする場合は、基本的に最低1000ロット生産が条件になります。
中には、500ロットで生産可能な業者も存在しますが、基本的には1000ロットです。
ですので、まだ売れる商品にできるかどうか不明の状態でも、発注に数十万円〜数百万円が必要になってきます。
きちんと商品リサーチをしていれば、全く売れないということはありませんが、
「作った後に万が一売れなかったら、、、。」
と考えてしまう気持ちもよくわかります。
やはり、最初から1000個の発注を強いられるのはハードルが高いですよね。
カラー変更OEMは、少数発注でOEMできる
基本的、1000ロット生産と言われるOEMではありますが、既存商品のカラー変更のOEMに関しては、数十個から量産ができる場合があったりします。
それが、少数発注でもできる「カラーを変更OEM」です。
通常のOEMは、商品そのものの素材を変えたり、新たにデザインを追加したりします。
ただ、このようなオーソドックスな改良の場合は、どうしてもOEM生産の条件が「最低1000ロット」になってしまうんですよね。
それに比べて、カラーバリエーション変更のOEMは、ベース商品の色を変えるだけですので、OEM生産業者としてもそこまで手間ではないんですよね。
商品の型を変更したりしないため、少数生産でも、割とOEMを引き受けてくれる業者が多いというわけです。
おすすめはカー用品OEM
少数発注でできるカラー変更OEMで、おすすめはカー用品です。
カー用品の中でも「売れている車種の内装、外装装飾品のOEM」がおすすめです。
カラー変更OEMの商品リサーチのやり方
例えば、ルーミーの外装部品であるこの商品。
商品レビューが233件もあるので、売れている商品である可能性が高いですね。
DELTA tracerのランキング推移も見てみましょう。
平均ランキングが5,897位ですね。
大体、大カテゴリーの平均ランキングが10,000万くらいの商品でも、最低月間30個は売れていることが多いですので、この商品は、10,000位を大きく超えていますので月間50個以上は売れている商品と判断できます。
ちなみにルーミーは、2021年度の国産車販売台数2位のポジションに位置している自動車ですので、ルーミーの部品が売れるのも頷けます。
ここからは、なぜルーミーの「ドアハンドルカバー」が求められているのか調べます。
「ルーミードアノブ」で検索し、口コミを見ていきます。
この商品が求められる理由は「純正時のドアハンドルの色」に問題があるようです。
純正品を調べたら1万円近くするそうなので、安い社外品が求められるのも頷けます。
この商品が求められる理由はわかりました。
ここからは少し着眼点を変えていきます。
「メッキが売れているなら、ボディー同色にしたいという人もいるのではないか?」
この着眼点に変えて、ここからお客様の声を探していきます。
商品レビューを見ていきましょう。
「メッキもいいが、ボディー同色にしたい」という意見のお客様が一定数いますね。
銀メッキで月間50個以上売れているわけですから、ボディー同色を販売したらそこそこ売れると予想できます。
どのカラーをOEMで作るのか決める
「ボディー同色」の商品を作れば売れる可能性が高い。
ここまでは商品リサーチで判明しました。
ここからは、どのカラーの色を作るのか決めていきます。
というのも、ボディー同色とはいっても、カラーバリエーションは10種類ほどあるわけです。
10種類全色作ってしまっては、その分たくさん作らなければいけませんので、低リスクではなくなってしまいます。
また、月に何百個も売れるような需要が高い商品ではなく、どちらかというとマニアック商品になるわけですので、
「最も売れるであろうカラーのみ」を作っていきます。
どの色が最も人気があるのか、複数のサイトを見て確認していきます。
ネットで見る限り、ホワイトかブラックが最も売れているようです。
ネットでおおよその予想がついたら新車を販売しているディーラーに確認をしてみましょう。
実際に販売しているお店に、どのカラーが売れているのかを聞けば、どのカラーを作るべきなのかはっきりします。
カラーNo.を指定して量産する
作る色が決まったら、カラーNo.を調べます。
同じブラックでも、カラーNo.によって全然色が違ってきますので注意が必要です。
カラーNo.が判明したら、業者にカラーNo.を指定して作ってもらえるか確認しましょう。
量産可能であれば、生産ロット数を確認し、条件が合えば量産して販売していく。
という流れになります。
商品を作るのに手間がかかる反面、ライバルが参入してくる可能性は低いので、利益を独占しながら独占販売をしていくことができます。
また、同じ商品を作っている業者はいないので、販売価格も高めに設定することができます。
高い利益率で、安定して商品を販売していけるのがOEMの強みですね。
まとめ
少数発注でもできる中国輸入OEMのやり方ということで、カラーバリエーション変更のOEM方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
カラーバリエーションを変えるだけなら、金型も必要ありませんので、数十個からOEMできるケースが多いです。
低リスクでOEMを初めて見たい方は、ぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸
オリジナル商品販売で叶える「時間とお金」に縛られない生き方
僕は元々、Amazon相乗り転売をしていましたが、今は辞めて、プチOEM販売にビジネスモデルをシフトチェンジをしています。
毎月10分間の発注作業だけで、毎月40万円を安定して稼ぎ、東京都端っこでのんびり暮らしています。
そんなプチOEMのノウハウを、僕の今までの経験をもとに、1つの教科書にまとめました。
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