中国輸入の国際送料を安くする方法4選!

こんにちは、

元自動車整備士のガイです。

 

中国輸入の利益を圧迫する「国際送料」をできるだけ安く抑えたいと悩んでいませんか?

 

そうしたお悩みを解決して頂くために、

この記事では、中国輸入の国際送料を安くする方法4選を紹介していきます!

 

この記事でわかること↓

・国際送料がどうやって計算されるのか

・中国輸入の国際送料を安くする方法4選

Contents

国際送料はどうやって計算される?

国際送料は、実重量容積重量のどちらか「重い方の重量」で送料計算されます。

例えば、実重量2kgであったとしても容積重量5kgであれば5kgとして送料計算がされてしまうので、送料を安く抑えるためには容積重量も意識しなければいけません。

容積重量の計算方法

容積重量は以下の計算式で計算されます。

容積重量計算式 = 容積重量(kg)=縦(cm)× 横(cm)× 高さ(cm)÷ 6000

※上記はBANRIの計算式です。「6000」←この数字は代行業者によって変わりますのでご注意を。

 

例えば、「縦40cm × 横40cm × 高さ40cm 」の120サイズ / 実重量5kgの荷物を国際発送する場合、以下の計算式で送料計算がされることになります。

容積重量10.6kg = 縦40cm × 横40cm × 高さ40cm ÷ 6000

実重量5kg / 容積重量10.6kg ←(容積重量の方が重い)

よって国際送料は、容積重量10.6kgで料金計算される。

 

逆パターンも同じです。

同じ120サイズであったとしても実重量20kgであれば、実重量の方が重いので、実重量で国際送料は計算されます。

 

たとえ同じサイズ・同じ実重量でも、容積重量と実重量次第で料金が高くなることがあるので注意しなければいけません。

国際送料を安くする方法

ここまでで「実重量と容積重量の両方に注意しなければいけない」ということはお分かり頂けたかと思います。

ここからは、実際に上記の基本的なポイントを踏まえた上で、国際送料を安くする方法をご紹介します。

圧縮袋を使う

枕、ベッド、クッションなどの嵩張る商材は圧縮して発送することで、国際送料を大幅に安くすることができます。

 

例えばクッションなんかでいうと、圧縮すると面積が1/3程度まで小さくなるんです。

圧縮しただけですから当然、重量は変わりません。

 

具体例を出しましょう。

商材:クッション

圧縮前:30cm × 30cm × 15cm ÷ 6000 = 容積重量2.25kg

圧縮後:30cm × 30cm × 5cm ÷ 6000 = 容積重量0.75kg

 

重量差1.5kg

このように、圧縮前と圧縮後では容積重量が全く違うので国際送料が大幅に変わってしまいます。

ちなみに、代行業者BANRIに圧縮を依頼すると1つあたり数十円程度で対応してくれますよ。

 

圧縮する作業は安くお願いできるのでクッションなどの嵩張る商材の国際発送時は、必ず圧縮をしてから国際発送を行いましょう。

軽くて小さい商品を増やす

国際送料を安くするためには、何より「軽くて小さい商品を扱う」これに尽きます。

結局、国際送料は実重量と容積重量次第で安いか高いか決まるので、できるだけ軽くて小さい商品を取り扱うようにしましょう。

とはいえ、

 

すでに取扱っている商品が大きくて、重い商品だけしかないです、、、。

 

そんな方も多いのではないでしょうか。

こうした場合は小さくて軽い商品を混ぜれば、商品1個あたりの国際送料を安く抑えることができるんです。

 

重い商品のみを国際発送した場合と、軽くて小さい商品を混ぜて国際発送した場合でBANRIの料金表で計算をしてみます。

5kgの商品×10個=110元(2,420円)/ 1商品あたり

5kgの商品×10個 + 0.5kg×50個 = 27.5元(605円)/1商品あたり

上記の例では、1商品あたりの国際送料が-1,815円になりました。

 

このように軽くて小さい商品を多く混在させて国際発送を行い、国際送料を安く抑えていきましょう。

 

ちなみに「大きい商品」「重い商品」と判断される定義ですが、以下の基準を参考にしてみてください。

  • 実重量が1kg以上 → 重い商品
  • 容積重量(縦 × 横 × 高さ ÷ 6000)が1kg以上 → 大きい商品

船便を使う(コンテナ混載便)

中国から商品を輸入する際に利用する配送方法は、

  • 航空便
  • 船便

の2種類があります。それぞれの配送方法には以下のような特徴があります。

  • 航空便:配送スピードは早いが、送料が高い
  • 船便:送料は安いが、配送スピードが遅い

航空便・船便ともにメリットでメリットはありますが、船便の方が国際送料を安く抑えられるんです。

 

では具体的に、船便を利用すればどの程度安くなるのか。

ざっくりではありますが、航空便よりも1商品あたり100円程度安くなることが一般的です。

 

なーんだ。

たった100円だけかい。

そう思われた方は要注意です!

なぜなら、中国輸入では商品を大量に仕入れることが多いため、「塵積も山なり」で送料に大きな違いができてしまうからです。

 

例えば、100個入れる場合で考えてみましょう。

1商品あたり送料が100円違う場合、単純計算で「100円×100個=10,000円」これだけ大きな金額になってしまうのです。

商品を大量に仕入れることが多い中国輸入では、1商品あたりの国際送料を少しでも安くするように注意しなければいけません。

 

とはいえ、船便を利用することで納期が遅くなってしまうデメリットもあります。

具体的に、どれだけ船便と航空便で納期が違うのか。

船便は、航空便に比べて2週間〜3週間くらい納期が遅くなることが多いです。

 

ですので、納期を急いでいる場合は国際送料が高くても航空便を利用するのが良いでしょう。

船便と航空便の配送スピードの目安は以下の通りです。

  • 船便:3週間〜4週間
  • 航空便:1週間〜2週間

納期に余裕があるなら船便、納品を急いでいるなら航空便、こうした使い分けをするのがおすすめです。

まとまった数量を発送する

数量をまとめて発送したほうが1商品にかかる国際送料を安く抑えることができます。

僕がお勧めするBANRIの料金表を見てみましょう。

上記の料金表を見てもわかるように、荷物重量が重ければ重いほど1kgあたりの送料は安くなります。

  • 10kg:504元 1kg/50.4元
  • 20kg:944元 1kg/47.2元
  • 101kg~300kg:1kg/21元

ですので、できるだけ荷物まとめて発送したほうがお得というわけです。

 

BANRIを代行業者に選んだ方は、BANRIの使い方を参照しながら使い方をマスターしましょう。

 

例えば1kgの商品を国際発送する場合、数量が多い場合と少ない場合で比較します。

  • 1kg × 10個 = 1商品あたり50.4元(1,108円)
  • 1kg × 100個 = 1商品あたり23元(506円)

このように数量が多い場合と少ない場合では、1商品あたりの送料が-602円も異なります。

 

ここで注意点2つがあります。

まとまった数量を国際発送することで1商品あたりの国際送料は安くなりますが、当然全体の国際送料は高くなりますのでご注意を。

あくまで1商品あたりにかかる国際送料が安くなるというだけで、全体のトータルコストが安くなるわけではないですからね。

 

また、納品先が複数ある場合にも注意が必要。

なぜなら納品先によって個口が分かれるため、個口によって重量が空くなってしまう場合があるからです。

 

例えば1kgの商品を100個まとめて国際発送を行ったとしましょう。

納品先が異なる場合は、以下のように個口が分かれてしまいます。

国際発送100個の内訳)

・納品先A:90個

・納品先B:10個

・納品先Aへの発送重量90kg:1商品あたり23元(506円)

・納品先Bへの発送重量10kg:1商品あたり50.4元(1,108円)

このように、納品先が分かれてしまうと1商品あたりの国際送料が割高になってしまうんです。

 

FBAでは「標準サイズ」「大型サイズ」によって納品先が変わってしまいますし、納品プランの作成タイミングによっても納品先が変わってしまいます。

今のFBAでは納品先指定ができませんので国際発送する際は注意が必要です。

まとめ

滝村凱

国際送料を安くするには以下の4つを意識しましょう。

  1. クッション系は圧縮袋を使う
  2. 軽くて小さい商品を増やす
  3. 船便を使う
  4. まとまった数量を発送する

円安の影響・ウクライナ戦争による燃料の高騰・各地のロックダウンによる減便の送料高騰

これら3つの要因が重なって、現在は国際送料が高くなっています。

 

昨今の国際送料高騰が原因で、利益がなかなか残らずに困っている方は多いと思います。

ぜひ今回ご紹介した4つの国際送料を安くする方法を実践して、国際送料を少しでも安く抑えていきましょう!

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