こんにちは、元自動車整備士のガイです。
前回の記事では、
「中国輸入ビジネスの一連の流れ」について解説しました。
中国輸入ビジネスの大枠の流れを理解できたところで、
本記事では「中国輸入ビジネスでのクレジットカードの正しい使い方」を解説していきます。
中国輸入ビジネスで収益を上げていくには、クレジットカードを上手に使って資金回転をしていく事がキーポイントになります。
クレジットカードの正しい使い方を理解して、中国輸入ビジネスで収入アップを目指していきましょう!
Contents
中国輸入ではPAYPALを使う
冒頭で最初にお伝えしておくことはがあります。
それは、中国輸入ビジネスでは海外送金が一切不要であるということ。
中国輸入ビジネスでは、PAYPALを使ってクレジットカード決済ができるので海外送金は一切不要なんです。
海外送金がないだけで、とても気が楽になりますよね。
海外の輸入代行業者との間にPAYPALを挟むことによって、日本のクレジットカードを使って海外決済が可能になります。
またPAYPALを使うことで、非常に大きなメリットを享受する事ができます。
その大きなメリットとは、
仕入れた商品が不良品で業者が返金に応じてくれない場合などに、条件を満たせばPAYPALが仕入れ資金を保証してくれること。
不透明な海外との取引も、この制度があることで一安心です。
僕自身、一度この制度を使って仕入れ資金50万円を返金してもらった経験があります。
ほんと、
神様、仏様、paypal様って感じでした。
そんなPAYPALを使ってクレジットカード決済をするには、PAYPALアカウントの登録が必要。
まずは、以下の「PAYPALの登録方法」を見ながらアカウント登録を進めていきましょう!
クレジットカードを使った仕入れが必要な理由
現金ではなくクレジットカードを使って仕入れをする事を推奨しているのには、3つの理由があります。
ATMに行く手間を省く事ができる
1つ目の理由は、ATMに行く手間を省く事ができること。
現金仕入れをする場合は、指定の銀行口座に振り込みをしなければいけませんので、基本的にATMで振込をしなければいけません。
せっかく完全オンラインで完結させる事ができる中国ビジネスをするのに、わざわざATMに足を運ばなければいけないわけです。
ホント、毎回ATMで振り込むのは面倒くさいですよ。。。
おまけに、ATMの営業時間内でなければ取引ができないですし、、、。
その一方で、クレジットカードで仕入れを行えば、いつどんな場所でも好きな時に仕入れをする事ができます。
時間と場所に縛られずに仕入れを行う事ができる、そんなクレジットカード仕入れを積極的に使っていくべきです。
現金に手をつけずにビジネスを行う事ができる
2つ目の理由は、現金に手をつけずにビジネスを行う事ができるところ。
現金仕入れであれば、仕入れをしたら手元の現金が一時的になくなってしまいます。
資金が少ない状態で手元から現金がなくなるのは些か不安ですし、精神衛生上も良くありません。
その一方、クレジットカード仕入れであれば、
締日と支払日の日数差をうまく活用することで、現金に手をつけずにビジネスを行うことも可能です。
※クレジットカードで仕入れを行う際は、必ず手元にある現金分のみ仕入れを行うようにしましょう。
万が一、支払日までに売上での銀行振込が間に合わない場合、手元にある現金以上に仕入れをしてしまうと資金ショートをさせてしまう可能性があるので要注意!
ポイントを貯める事ができる
3つ目の理由は、ポイントを貯める事ができることです。
今後、中国輸入ビジネスの規模が大きくなってくると、仕入れで数十万円〜数百万円を一度に決済することも増えてきます。
これだけの決済金額分のポイントが溜まるわけですので、できればポイントにしておきたいですよね。
ポイントは商品と交換することもできますし、マイルに移行して旅行に使うこともできます。
こうした様々なメリットがあることから、クレジットカードで仕入れを行うことを推奨しております。
中国輸入ビジネスにおける正しいクレジットカードの使い方
クレジットカードには「締め日」と「支払日」というものが存在します。
簡単に解説しますと、
締め日 = 「この日〜この日」までの間に使った金額を「支払日」に請求しますよ〜
支払日 = 「この日」に銀行口座から請求額を引き落とすから、お金を準備しといて下さいね〜
といった感じでしょうか。
ここに関しては、すでにご理解されているかと思います。
中国輸入ビジネスにおけるクレジットカードの正しい使い方とは、
この「締め日」と「支払日」の日数差を最大限利用して資金を回転させるというもの。
僕のクレジットカードを例に出して、具体的に解説しますね。
「毎月15日締め / 翌月10日支払い」のクレジットカードを使った場合の正しい使用例は以下の通り。
- 3/16 商品発注(クレジットカード仕入れ)
- 〜3/26 工場から輸入代行業者に商品到着
- 〜3/28 国際発送準備〜国際発送完了
- 〜4/8 FBAに商品到着〜商品出品
- 4/8〜 商品を売り切る期間
- 5/5 Amazonから入金
- 5/10 支払い(3/16仕入れ分の支払い)
上記は例ですが、
このように「3/16〜4/15」の間に使った金額は「5/10」に支払いをしなければいけません。
おおよそ、実際の商品販売期間は約1ヶ月あります。
この1ヶ月の販売期間の間に、仕入れ資金の請求を賄う事ができるだけの売上を立てられれば、現金に手をつけずにビジネスをする事もできるというわけです。
万が一、
手元にある現金よりも多い金額のクレジットカード仕入れをしてしまった場合は、いち早く仕入れた商品を捌いて、確実に銀行口座に仕入れ代金以上の売上を用意しておく必要があります。
特にAmazonは、銀行口座へ着金するまでに少し時間がかかりますので早めに捌くことが重要。
ただ、早く捌くということは利益が取れるチャンスを捨てるということでもあります。
こうならないためにも1ヶ月分の仕入れ資金は「現金」として銀行口座に確保した状態で中国輸入ビジネスを行いましょう。
※注意点:「売上の着金遅れ」「納期遅れで販売期間が少ない」などトラブルはつきもの。1ヶ月間、売上が丸々なかったとしても手持ちの現金で賄えるレベルの仕入れに留めておきましょう。
クレジットカード2枚を上手に使い分ける方法
クレジットカード仕入れは、必ず2枚使って上手に使い分けていきましょう。
以下の動画で詳しく解説しています!
クレジットカード仕入れの失敗談(※僕の経験談です)
上記の条件のクレジットカードを使った時の話。(※ビジネス初期の頃の話です。)
原価を安くする為に無理な仕入れを行なったのが全ての原因でした。
手元の現金は30万円しかないけど、安く仕入れるためにまとめて80万円分を仕入れよう!
支払日までに売上を作れば大丈夫。間に合うっしょ!!!
こうした安易な考えでした。
その後、発注はスムーズに進んだものの、
「物量が多くて梱包作業に時間がかかった」「中国国内で運送トラブルが発生」など、様々なトラブルが発生。
結果、通常と比べて3倍の納期がかかってしまいました。
そこから急いで国際発送をしたものの、納期が遅れた事が原因で販売可能日数が多々の12日間。
当然、たった12日間だけでは仕入れ資金分の売上を作る事ができず、資金ショートしました、、、。
当時の僕のように、
一か八かで仕入れをすると、ビジネスではなくギャンブルになってしまいます。
くれぐれもクレジットカードの使い方には注意しましょう!
クレジットカード仕入れで注意すべきこと
クレジットカードはとても便利ですが、一歩使い方を間違うと危険ですので注意しながら有効活用していきましょう。
僕の経験の中から注意すべきことを解説していきます。
発注日当日までに見積もりを進めておく
締め日翌日に即発注ができるように、数日前から準備しておく事が大切です。
例えば、3/16に発注したいのであれば、3/13くらいから見積もりを出して3/16には即発注できるように準備をしておくこと。
見積もりの確認項目が多い場合は、発注ができるまでに数日かかったりしますので時間に余裕を持って準備をしていきましょう。
手元の現金を超えるクレジットカード仕入れをしない
手元の現金を超える額の仕入れをしてしまうと、トラブル発生で売上入金が遅れた場合に支払いが出来なくなります。
必ず手元の現金を上限として、クレジットカード仕入れを行いましょう。
カード利用限度額の半分で仕入れを抑える
クレジットカードは請求額の支払いが完了するまでは、利用限度額に制限が設けられます。
一度にカード利用限度額全てを使って仕入れてしまうと、翌月仕入れの日にカードが使えなくなってしまいます。
決めた日に必ず国際発送をする
国際送料や在庫補充の関係で、発注した商品が全て到着するのを待ちたい気持ちが出てきます。
ただ、ここに拘り過ぎると商品全ての納期が遅れることになり、結果的により大きな損失を出してしまいます。
たとえ、少し国際送料が高くなっても、発注した商品が全て輸入代行業者に到着しなくても、ある程度割り切って国際発送をして納期を守りましょう。
まとめ
中国輸入ビジネスにおける正しいクレジットカードの使い方をまとめると以下の4つです。
- 締日翌日に確実に発注をする
- 支払日までに商品売上で請求額を確保しておく
- 手元の現金を超える仕入れはしないこと
- 2枚のカードのバランスよく使い分けること
今回の記事は、難しい内容でしたね。
ですが、クレジットカードの使い方は非常に重要ですので頭に入れておきましょう!
もしわからない部分がありましたら、いつでもメールやち合わせフォームにてご連絡ください。
次の項目では、
中国輸入ビジネスで取り扱ってはいけない商品や、気をつけなければいけない法律など詳しく解説します。
また次の項目でお会いしましょう!
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