中国輸入で検品をしないとどうなる?

こんにちは、

中国輸入で独立をした、元自動車整備士のガイです。

 

「中国輸入では検品必須」とよく言われますが、その理由はご存知でしょうか?

初めて中国輸入にチャレンジされる方は、中国輸入での検品の重要性が、いまいちよくわからない方も多いと思います。

 

そこでこの記事では、中国輸入で検品が必要な理由を徹底解説します!

Contents

検品の必要性

検品は、販売する商品の信頼と信用を守るために行われる商品の検査をいいます。

不良品を省き、良品のみをユーザーに届けるために、物販では必須の項目となっています。

 

そんな検品は、不良品率が30%〜40%にもなる中国輸入商品には特に重要で、検品を疎かにしてしまうと数多くの不良品を輸入してしまうことになります。

不良品がユーザーに届いてしまうと、クレームなどのトラブルが起きてしまうため、検品はしっかりと行わなければいけません。

 

中国商品は、低コストで大量生産を行うため、どうしても不良品が多く含まれてしまうのは仕方がないことです。

中国の品質レベルと、日本で求められる品質レベルをよく理解し、中国商品を取り扱わなければいけません。

 

したがって、多少検品代行費用が高くなっても、検品を妥協することはできません。

検品をしないとどうなる?

輸入代行業者に検品をお願いする場合、通常は目視検品で終了します。

目視検品でも省ける不良品もありますが、動作不良がある場合は見逃してしまいます。

 

できるだけ有料検品を行い、不良品を輸入することのないようにしましょう。

日本に輸入してから不良品が発覚した場合、返品や交換は非常に難しいものとなります。

商品パッケージ破損

中国では、配送時に商品が投げられたりすることがありますので、商品パッケージが損傷していることがよくあります。

 

このような商品は返品交渉をしてもいいですが、パッケージの損傷程度では返品を受け付けないセラーがいるのも事実です。

そこで返品できなかった場合は、中古品としてヤフオクなどで販売しましょう。

ヤフオクであればすぐに現金化することができます。

 

それか新しいパッケージに入れ替えて出荷するもの良いでしょう。

色、デザイン、サイズ、素材が違う

購入したセラーから届いた製品の色、デザイン、サイズ、素材が全く違うというケースはよくあります。

 

返品交渉をして返品ができればいいですが、返品に応じない場合は、製品を輸入してなんとかして現金化させるしかありません。

中国では、タオバオ、アリババの画像そのものが間違っていたり、代行業者の発注ミスであったりと、さまざまなことが原因でAmazonで販売できないことがあります。

 

このような時に備えて、Amazon以外の販路で売る力を身につけていた方が良いでしょう。

売ることができなければ、不良在庫になってしまいます。

動作不良

動作不良の場合は、返品も交換もしてくれるセラーが多いです。

ただし、返品送料は自社負担になるケースが非常に多いのが特徴です。

 

「不良品を送ってきたのは中国セラーの方でしょ。なんでこちらが送料の負担をしなければいけないの?」

そんなふうに思われるかもしれませんが、中国では日本の常識は通用しません。

 

あまり長く交渉を行っていると、中国セラーの気分が変わって「やっぱり返金も交換もしない」ということになりかねませんので、相手の気が変わらないうちに返品送料はこちらで負担して、素早く交渉を進めていきましょう。

検品せずにAmazonに納品すると起きること

不良品の損失

代行業者がしっかりとした検品を行ってくれるかチェックする必要があります。

なぜなら、日本に不良品が到着してしまうと、返品はほぼ不可能になってしまうからです。

 

中国で検品を行う代行業者が、しっかりと検品をしてくれれば、万が一の時に返品も交換もしてもらうことができます。

 

中国商品は往々にして、安く購入できるが不良品が多い商品が多いので、代行業者の検品精度が非常に重要なキーポイントとなります。

悪いレビューがつく

検品を疎かにすると当然、不良品がユーザーの元に届いてしまうので悪いレビューがついてしまいます。

悪いレビューがつくと商品への信用がなくなり、CVRが下がります。

 

CVRが下がるということは、広告を使ってアクセスを集めても売れ辛くなる為、広告費用対効果の悪化を引き起こします。

FBA受領拒否になる

パッケージが激しく損傷している商品は、最悪の場合、納品受領拒否される可能性もあります。

受領拒否をされた場合は、発送元の中国へ返送されてしまいますので、国際送料が2倍に膨れ上がり、大きな損失となってしまいます。

 

中国から輸入する前に検品をすることがどれだけ重要かわかりますね。

返品が相次ぎ売り上げにならない

ユーザーの手元に不良品が渡ってしまった場合、悪いレビューをされるだけでなく、返品もされる可能性もあります。

Amazonでは、注文日から30日以内であれば、いかなる理由であってもユーザーは販売者に対して返品することができます。

 

返品されれば売上に繋がりません。

販売した商品の売り上げを確保するためにも、中国でしっかり検品を行ってから輸入しなければいけません。

不良品を仕入れないためにすること

購入する際は販売者レビューを見る

購入する前に、必ず販売者のレビューを確認することが大切です。

 

天猫モール、アリエクスプレス、タオバオ、アリババ、どの中国サイトでも評価を確認することが重要で、商品販売と顧客サポートをしっかり行っている販売者であれば、基本的に95%程を推移しているはずです。

そして、価格に対しての品質、不良品時の返品や交換対応を確認することも大切。

 

以上の基準を元に、なるべく安く購入できる販売者を探していきましょう。

 

評価が低い販売者や、あまりに値段が安すぎる販売者は、粗悪な製品コンディションだったり、著しく出荷が遅かったりとトラブルを起こす販売者であることが多いので注意が必要です。

 

売れている = 顧客満足度が高い = 品質が良い

と考え、販売数が多い販売者から商品を購入するすればトラブルは少なくて済むでしょう。

テスト仕入れ

中国サイトでは、商品ページの使い回しが非常に多く見られます。

例えば、タオバオとアリババで同じ商品ページを使っていたりすることが非常に多いんですね。

 

当たり前のように、商品実物とは異なる画像を使われていたりします。

従って、必ず少数のテスト仕入れを行い、商品の品質をチェックすることが大切です。

検品

中国輸入で最も重要なのは、やはり検品でしょう。

ポイントは、輸入する前に不良品を省くこと。

 

輸入後に不良品が発覚しても、返品をすることはコスト、時間的にも非常に厳しくなります。

必ず、中国に商品がある段階で不良品を省いてしまいましょう。

簡易検品と精密検品

輸入代行業者での検品には「無料の簡易検品」「有料の精密検品」の2種類が存在します。

簡易検品の流れ

代行業者が無料で行ってくれる簡易検品のとは、以下の流れと検品内容で作業が進んでいきます。

 

簡易検品の流れ

代行業者に商品到着後、到着した商品の外観を目視のみで検品を行います。

 

簡易検品の作業内容

実際に商品パッケージを開けたり、直接製品に売れて検品することはありません。

あくまで簡易的な検品となります。

 

以下の詳細な検品作業は一切行いません。

  • アパレル品の裁縫確認、タグの確認、検針
  • 電化製品の動作確認
  • パッケージを開封しての確認
  • 商品のパーツ確認
  • 付属品の確認
  • 商品画像との色の違いやデザインの違いの指摘など、、、。

アパレルの検針や、セット組の指示、製品の動作確認、細かな傷の確認など、基本的には全て別料金となります。

精密検品の流れ

代行業者が別途有料で行ってくれる精密検品とは、以下の流れと検品内容で作業が進んでいきます。

 

精密検品の流れ

代行業者に商品到着後、商品一つ一つパッケージを開けて、細かい部分まで検品を行います。

 

精密検品の作業内容

具体的には以下の作業を行います。

  • アパレル品の裁縫のほつれ、タグ、ロゴの確認
  • 電源を必要とする家電製品や電化製品の動作確認
  • 付属品の確認
  • 商品の細かな傷の確認
  • 商品画像と実物の色の違いやデザインの違いの指摘など、、、

精密検品では、別途指示をすることでより細かな検品も行うことができます。

検品の手間を省く方法

不良品が少ないジャンルを扱う

一般的にアパレル用品は不良品が多く、検品が大変であるとされています。

なぜなら、通常の検品だけでも「糸のほつれや、ボタン違い、しわ、生地のシミ、匂い」も確認しなければいけませんし、何より裁縫時に混入する可能性がある針を調査する検針も行わなけれないけないからです。

 

アパレル用品に限らず、品質が高すぎる日本製に慣れている日本人に販売するため、中国商品には厳しい検品を行わなければいけません。

多めに仕入れる

不良品が一定数含まれる前提で、多めに仕入れるのも検品の手間を減らす手として有効です。

 

ただし、代行業者を使って多めに仕入れる場合、不良品を返品して返金されても代行業者のクレジットに返金されるだけで、カード利用料金は多めに仕入れた分の費用が引き落としになります。

一時的にキャッシュフロが悪化してしまうので注意が必要です。

検品精度が高い代行業者に依頼する

一番良い検品方法は、ご自身で検品をすることです。

実際にご自身の目で見て、手で触れて確認することが最も良い検品方法と言えましょう。

 

しかし、全て自分で検品をしていたら体が何個あっても足りませんよね。

 

検品精度が高い代行業者に依頼をすれば、検品不備で不良品が紛れる心配もありませんので、検品精度が高い代行業者を選ぶことが非常に重要になるんです。

まとめ

中国輸入が検品必須の理由を解説してきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

まとめると、

  • 中国輸入で仕入れる商品は不良品が多いので、検品をしないと大きな損害が起きる。
  • 不良品を仕入れないために、仕入れ先を吟味し、しっかり検品を行うことが中国輸入では必須である。

 

中国輸入と検品は切っても切り離すことはできません。

必ず中国から輸入する前に、しっかり検品を行って良品のみを輸入できる体制を整えていきましょう。

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