こんにちは、
元自動車整備士のガイです。
Amazonを使って物販をすると、必ずと言っていいほど悩まされる問題が「相乗り販売」
自分が作った商品ページなのに他社に相乗りされて価格競争になってしまったり、思ったように売れていかなかったりと様々な問題が発生します。
本当にうんざりしますよね。
僕も経験があるのでよく分かります。
「僕が作った商品ページなのに勝手に相乗りするなよっ!!!」
「利益が取れる筈なのに、価格競争になって全然稼げないじゃないかっ!!!」
という感じで。
こうした事態は防がなければいけません。
そこで登場するのが、中国輸入OEM!!
きっとご自身の商品に相乗りをされて困っている方が、中国輸入OEMに挑戦されることが多いと思います。
そこでこの記事では、中国輸入OEMを経験している僕が、初心者の方が失敗しないように
・中国輸入OEMの手順
・中国輸入OEMを成功させるポイント
を解説していこうと思います。
「OEMで相乗りを防いでいきたい」
「中国輸入OEMってどんなビジネスなの?」
「中国輸入OEMの具体的な手順が知りたい!」
こうしたお悩みを持つ方はぜひ最後までご覧ください。
それでは早速内容に入っていきます!
Contents
OEMとは何か
OEM(Original Equipment Manufacturing)とは、他社ブランドの製品を製造することを指します。
イメージしやすい代表例を挙げるとすれば、コンビニブランドのお菓子などが挙げられます。
例えばセブンイレブンのポテトチップスなんかは有名。
こうした製品は製造元を調べると、ポテトチップスメーカーの「カルビー」が作っていたりするんです。
このように製造元を別会社に委託することをOEMといい、中国企業に製造元を委託することは中国輸入OEMと呼ばれます。
代表的な中国輸入OEM
中国輸入OEMでは代表的なものが4つあります。
- タグをつける
- ロゴを印字する
- セット販売する
- 改良を加える
タグをつける
既製品の洋服に、自身オリジナルのタグを付けて販売することを中国輸入OEMの一種です。
タグの取り付けは最も簡単なOEM手法と言えるでしょう。
オリジナルタグを作って取り付けるだけですからね。
非常に簡単でシンプルです。
タグはオリジナルのものを使いますので、デザインをする必要があります。
拘りがある方やデザインに自信がない方はデザイナーさんに外注するといいでしょう。
ここなら・クラウドワークス・ランサーズなどを使ってデザイナーさんを探すのがおすすめです。
僕は拘りがなかったので字体を変えるだけで済ませました。
意外と様になりますし0円で済むのでおすすめです。笑
タグの制作は代行業者に依頼しましょう。
どの代行業者でもタグ制作を対応してもらえますよ。
また、タグは製品にしっかり縫製して縫い付けましょう。
Amazonでは以下の規約の通り、恒久的でない方法(例:シール、ラベル、タグ等を貼付する等)でのタグ付けはオリジナル商品として扱わないという条件があります。
ノーブランド品に対し、不適切に商標を付して商品画像に掲載する行為、および、ブランドとの不適切な関連付けの言葉を商品詳細ページに含める行為:出品者が保有している商標を、恒久的でない方法(例:シール、ラベル、タグ等を貼付する)でノーブランド品に付して商品画像を掲載することは原則禁止されています。また、ノーブランド品(シールの貼付等恒久的でない方法で商標が付されたものも含む)の商品詳細ページにおいて、出品者が保有している商標に言及すること(商品名に商標を付すことを含む)は禁止されております。Amazonは、本規約に抵触する商品、商品ページ、または商品画像を削除もしくは修正する権利を留保します。
ロゴを印字する
既製品に、ご自身のロゴを印字して販売することも中国輸入OEMの一つ。
「アパレル系商材にしかロゴ印字できないんでしょ」
なんて思われがちですが、金属製品などにもロゴ印字は可能です。
基本的にどんな商材にもロゴ印字はできます。
ロゴ印字の代わりに、オリジナルデザインを印字して販売するOEMもあります。
例えば、無地Tシャツにオリジナルデザインを印字して販売することがあるじゃないですか。
あれも立派なOEMになるわけです。
先ほども触れましたが、
ロゴ印字であっても、恒久的でない方法(例:シール、ラベル、タグ等を貼付する等)でのロゴ印字はオリジナル商品として扱われないのでご注意くださいね。
ちなみにロゴ印字も、代行業者が対応してくれますので簡単にOEMできます。
セット販売をする
「2つの商品を組み合わせて、1セットにして販売する」
これも中国輸入OEMでよく使われる方法です。
例えば、全ての出品者が「コート:100元」「マフラー:30元」というように別々で販売されているものを、
「コートとマフラーを1セット:130元」としたらオリジナル商品になりますよね。
このように、複数の商品を組み合わせることでオリジナル商品として販売することを指します。
改良を加える
中国輸入実践者の言うOEMとは、基本的に「既製品を改良して販売すること」を指すことがほとんどです。
タグ取付け・ロゴ印字・セット組みの3つは、簡易的であることから簡易OEMと呼ばれていますからね。
改良を加えるOEMは、商品レビューなどから
「もっとこうして欲しい」
「ここがこうだったらもっと良かった」
などの声を拾い集めて、新しい商品に反映させていきます。
既製品に改良を加えるとなると「どこをどう変更するのか」を考えなければいけませんし、既製品そのものに改良を加えるわけですからロットを積まなければいけません。
小ロット発注ができないのがネックになります。
とはいえ、世界に一つだけの商品を作り出すことができるので、独自性が強く、長く独占販売をすることができる魅力があります。
中国輸入OEMの具体的な手順
ここからは、中国輸入OEMの具体的な手順を解説していきます。
以下の9STEPが具体的な手順となります。
- 商品リサーチ
- 企画書作成・デザイン作成
- 見積もり依頼
- サンプル作成
- サンプル確認
- 量産依頼
- 検品
- 販売
- 改良
商品リサーチ
中国輸入OEMを行うにあたって、まず初めに行うのが商品リサーチ。
どの商品をOEMするのか決めなければ、OEMのやりようがありませんからね。
商品リサーチでは、
商品ジャンルにどれだけのニーズがあるか、
どのくらい売れているか、
どのくらい利益がでているか、
といったデータを見ていきます。
重要なことなので初めにお伝えしておきますが、
商品リサーチの結果次第で売れるかどうか、稼げるかどうかが決まると考えてください。
ですので、商品リサーチには最大限時間をかけて慎重にデータを集めて検証をしていきましょう。
いざOEMをした後に、
販売してみたら売れませんでした、、、
販売してみたら赤字でした、、、
なんてことになったら、夜な夜な枕を濡らすことになってしまいますので。
また、OEMによってはロット数が多くなること加味しておかなければいけません。
商品リサーチをおろそかにしてしまい、量産した後に「売れませんでした」なんてことになれば、500,000円〜1,000,000円規模の損失になりかねません。
商品リサーチは数字が全てです。
「なんとなく売れそうだから、、、」と言う理由でOEMをすると確実に失敗します。
もし商品リサーチがご不安であれば、以下の記事を参考に商品リサーチをされてみてください。
中国輸入OEMで失敗しない商品リサーチ方法を解説しています。
中国輸入OEMの企画書作成・デザイン作成
念入りな商品リサーチが完了したら、次はOEMの企画書・デザインを作成していきます。
- タグ取付け・ロゴ印字をするOEMならデザイン作成
- 改良を加えるOEMなら企画書を作成
と言うように、OEMをする内容によって分かれます。
改良を加えるOEMの場合、「どの部分をどのように改良したいのか」を製造委託者が分かるように説明しなければいけません。
作成する企画書は、字だけで解説するのではなく、改良後のイメージに近い製品の写真などを添えて企画書を作成すると良いでしょう。
ご自身の頭の中で思い浮かぶイメージを企画書を通して別の人へ鮮明に伝えなければいけませんので、誰がみてもわかるような企画書に仕上げなければいけません。
ご自身のイメージを上手に伝えることができなかった場合は、何度もサンプルを作り直すことになってしまいます。
量産とは違い、サンプル作成費用は量産時単価の10倍ほど金額が一般的です。
何度も何度も作り直していたら費用も嵩みますし、何より商品リリースまでの時間が長くなってしまいます。
無駄な費用と時間を浪費しないためにも、できる限り一発完成させるつもりで企画書を作成してみてください。
OEMをする中国工場へ見積もり依頼
企画書・デザインが完成したら、次はOEM製造を委託する工場へ見積もりを行います。
以下のようなメッセージを送って見積もり依頼をすることになります。
見積もり依頼例)
・希望ロット数:500
・希望単価:50元
・希望納期:1ヶ月
・サンプル費用:500元
・OEM生産内容は企画書をご覧ください。
※企画書添付
上記をテンプレートとして見積もりを依頼すれば、ご自身に変わって代行業者がOEMの見積もり確認を行ってくれます。
遅くても1週間以内には回答が来ますので、気長に待ちましょう。
見積もりの回答例は以下の通り。
見積もり回答例)
・最低ロット数:1000
・単価:40元
・納期:3週間
・サンプル費用:400元
回答結果を見て、作成するか否か判断をします。
あくまで見積もりですので、「作成しない」という判断を下してもOKです。
OEMサンプル作成
「作成する」と言う判断をした場合は、まずはサンプルを作成して商品品質をチェックしましょう。
品質チェックをせずに、そのまま量産に踏み込んだら後々大変なことになりかねません。
企画書は既に提出していますので、サンプルが完成するまで待つだけ。
「サンプル作成〜到着」までにはOEMをする内容と商材にもよりますが、おおよそ数週間かかることが一般的です。
OEMサンプル確認
サンプルが到着したら、品質のチェックとOEM箇所のチェックを行っていきます。
ここでのポイントは、必ず現物を見て触れて確認すること。
サンプルのためだけに中国から輸入するのは大変。画像で確認すればいいや。
こうした考えはやめましょう。
なぜなら、画像だけでは質感もサイズ感も分かりませんし、細かな部分までの確認もできないからです。
ご自身が作成した企画書の指示通りに改良が行われているか、
販売するに問題ない品質レベルであるか、
などなど、隅々までサンプルをチェックしていかなければいけませんので、必ず中国から輸入して現物を見て確認しましょう。
もしイメージしていたものと違った場合は、サンプルの改良点を洗い出して再作成を依頼します。
費用と時間はかかりますが、納得がいくまで作り直した方が良いです。
なぜかというと、
基本的に、サンプル品よりも量産品は品質が少し落ちるからです。
量産とサンプルでは、製造ラインが違うことも影響していると思われます。
量産した後に問題があっては大変ですから、サンプルの段階でしっかりとチェックしておきましょう。
OEM量産を行う
サンプルを確認して問題なければ、いよいよ量産に入っていきます。
商材にもよりますが、量産完了までに1ヶ月〜2ヶ月は掛かると想定しておきましょう。
量産時に発生する費用ですが、PAYPALを使って2分割で支払うように心がけてください。
PAYPALには買い手保護機能がありますので、OEM製造工場に資金を持って飛ばれた場合などの万が一の際に、お金を返金してもらうことができます。
代行業者を使っていればOEM製造元に資金を持って飛ばれる心配はありませんが、直接OEM製造元である中国工場とやりとりする場合にはリスクがありますので。。。
上記のリスクを回避したければ代行業者を使いましょうね!
もし代行業者選びに悩んでいる方は、僕がお勧めしているBANRIを使ってみてください。
レスポンスが良いので使いやすいですよ。
完成品を検品する
OEM品が完成したら、次は検品を行います。
検品時の注意点は、必ず日本人の基準で検品を行うこと。
中国人の基準で検品されてしまうと、傷がついた商品や箱が破損している商品でも、正常とみなされてしまうことが非常に多いです。
中国の工場に検品を任せるのではなく、必ずご自身の基準で検品を行ってください。
輸入してから不良品が見つかったら大変です。
OEM商品の販売
検品が完了したら、いよいよOEM商品を販売していきます。
ここまでで徹底的に品質チェックを行っていますから、商品のトラブルは少ないはずです。
しっかりリサーチをしてからOEM商品を作成していますので、売れないことはないでしょう。
ただ、OEM商品を売るには商品画像をしっかり作り込んでおかなければいけません。
いくら売れる商品だとしても、商品画像がテキトーでは売れるはずありません。
売れる商品ページの作り方が分からない場合は、以下の記事を参考にしながら作成を進めていきましょう。
OEM商品をさらに改良する
OEM商品の在庫がなくなってきたら次の発注です。
このタイミングで、更なる改良を考えてみましょう。
レビューの中に改良ポイントが含まれています。
レビューをしっかり読み解いていき、次の生産する商品にユーザーの貴重な意見を反映させていきましょう。
ユーザーからの商品に対しての不満点は、必ずあるはずです。
「このままでいいや」と思わずに、どんどん良い製品を生み出すつもりで日々ブラッシュアップを行っていきましょう。
中国輸入OEMのメリット
中国輸入OEMでオリジナル商品を販売することで得られるメリットは、大きく分けて3つあります。
- 価格競争から抜け出せる
- 長く安定して稼ぎ続けられる
- 高利益率である
価格競争から抜け出せる
一つ目のメリットは、相乗りの価格競争から抜け出すことができるという点でしょう。
Amazonでは「1商品につき商品ページは1つ」という厄介なルールがあるため、すでにAmazonに登録されている商品と同じものを販売する際は、すでに存在する商品ページを使って販売しなければいけません。
よって1つの商品ページに出品者が集中してしまうんです。
このAmazon独特の販売方法を、相乗りと呼びます。
この相乗りの価格競争に巻き込まれたことがある人は、本当にうんざりするほど嫌になったと思います。
価格競争になると、せっかく時間をかけてリサーチした商品もすぐに利益が出なくなりますからね。
本当に嫌になるんですよこれ。
冒頭でお伝えした通り、僕も相乗りによる価格競争に疲弊した1人ですので、お気持ちはよーく分かります。。。
こうした価格競争から脱出したい中国輸入実践者が、転売から次第にOEMへシフトしていくのは、今や一般的な流れとなっています。
中国輸入OEMなら、既製品をオリジナル商品として販売することができるため相乗りされることはありません。
相乗りの心配がなくなるのは、控えめに言っても最高ですね。
長く稼ぎ続けられる
2つ目のメリットは、長く稼ぎ続けられるという点です。
相乗りされて価格競争になる状態では、価格が自然と崩壊していくため長く稼ぎ続けることは困難です。
というか無理です。。。
一方で、中国輸入OEMなら相乗りされる心配はありません。
オリジナル商品ですから、他社に真似される心配もありません。
安定して長く稼ぎ続けられることは、中国輸入を行う上で大切なことです。
高利益率であること
3つ目のメリットは、高利益率を維持できることです。
中国輸入OEMが高利益率を維持できる理由は2つ。
- 1つあたりの単価が低い
- 価格を自由に設定できる
OEMはまとめて発注を行うため、一つあたりの単価を安くしてもらい易いんですね。
1つしか注文しない人と、まとめて100個注文する人がいたら、後者の方が値下げ交渉をする上で有利に進められますからね。
また、中国輸入OEMはオリジナル商品化して販売する為、自由に価格を設定して販売できる特徴を持っています。
相乗りされている状態で自由に値上げしたらカート獲得ができなくなりますが、相乗りされないOEMであれば価格は自由に設定可能です。
OEMのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
中国輸入OEMのデメリットは、大きく分けて3つあります。
- 資金が必要
- 在庫リスクがある
- セット販売OEMは真似される
OEMは資金が必要
中国輸入OEMをする上でのデメリットは、資金が必要であることでしょう。
費用が少額で収まる「タグ取付け・ロゴ印字・セット販売OEM」であればいいですが、改良を加えるOEMをするには資金が必要です。
通常とOEMの場合の一例)
ロット数:5個〜
単価:1,500円
最低発注単価:7,500円
ロット数:1000個〜
単価:900円
最低発注単価:900,000円
上記はあくまで一例ですが、
OEMをするのであれば、最低予算50万円以上は確保していた方がいいでしょう。
小資金で無理をしてOEMをすると、キャッシュフローが悪くなり大変ですからね。
OEMは在庫リスクがある
中国輸入OEMのデメリット2つ目は、在庫リスクがあることです。
タグ取付け・ロゴ印字・改良を加えるOEMは、どれもロットを積まなければいけません。
少額でできるタグ取付けOEMなら在庫リスク低いですが、「ロゴ印字・改良を加えるOEM」に関しては大きな在庫リスクを抱えることになります。
売れる売れないに関わらず、最初にまとめて発注しなければいけませんからね。
万が一売れなかったり、トラブルにより販売できなくなった場合を想定すると大きなリスクですよね。
OEMをする上で在庫リスクは避けて通れません。
セット販売OEMは真似される
中国輸入OEMのデメリット3つ目は、セット販売OEMは真似される可能性があることでしょう。
セット販売は一応OEMではありますが、
既製品を組み合わせて販売しているだけですので、真似されてしまう可能性があるんです。
セット販売OEMでロットを積んでいる場合はとてもリスキーです。
一度に大量に在庫を抱えている状態で、相乗りされるようになったら大変ですからね。
真似されれば当然、相乗り出品が可能になってしまいますので。
完全にオリジナル商品化したいのであれば、セット販売OEMは避けた方がいいかもしれません。
OEMを成功させるポイント
メリットとデメリットを併せ持つ中国輸入OEMを成功させるにはどうしたらいいのか。
ここからは僕の経験を踏まえて「OEMを成功させるポイント」をご紹介していきます。
せっかく中国輸入OEMをするなら絶対に成功させて欲しいので、転ばぬ先の杖として、これから解説する内容を中国輸入OEMを始める前に目を通しておきましょう。
中国輸入OEMを成功させるには、以下の4つのポイントを押さえてください。
- 日本企業との取引実績を見る
- 現地で確認
- 代行業者を使う
- 予備工場も用意
日本企業との取引実績を確認する
中国輸入OEMを成功させるポイントの一つ目は、日本企業との取引実績の確認です。
日本企業は、商品品質やその他細かな管理が行き届いていることで有名ですよね。
日本製(made in japan)は「安心」「安全」「高品質」の証と言われるほどにブランド価値があるんです。
そんな日本企業の製品を多く触れてきた日本人は、世界一見る目が厳しいユーザーが多いと言われています。
中国製(made in china)には「安い」「粗悪品が多い」「コピー品が多い」こうしたイメージを持つ方がほとんどではないでしょうか。
中国工場でOEMをして輸入するということは、こうした中国側と日本側の文化や価値観のギャップを埋めなければいけません。
ですので、日本で求められる品質レベルを理解している中国工場を探す必要があるんです。
日本企業との取引実績があるということは、そうした問題も理解している工場であるわけですから、安心して取引を進めることができます。
中国OEM工場の現地視察
中国輸入OEMを成功させるポイントの二つ目は、中国OEM工場の現地視察です。
これから長くお付き合いをするわけですからOEM生産環境・検品環境などは、自身の目で見て確認しておくべきでしょう。
本当に信用できるのかわかりませんからね。
写真や動画でも確認できますが、できるだけ実際に見に行った方がいいです。
また、担当者とは関係性を作っておきましょう。
これから取引先になるわけですから、関係性があった方が連絡や交渉などスムーズに進みますので。
代行業者を使う
中国輸入OEMを成功させるポイントの三つ目は、代行業者を使うことです。
日本語と中国語を理解できる代行業者は、これから多くの交渉を行う上で非常に重要なキーポイントとなります。
また、代行業者を使うことで中国国内で二重検品を行うことができます。
中国から輸入した後に不良品が見つかったりしたら、返品するのに非常に苦労します。
OEM製造工場でも一応検品はされますが、念には念を入れて代行業者でも検品をしてもらってください。
OEM生産予備工場を確保する
中国輸入OEMを成功させるポイントの四つ目は、OEM生産できる予備工場の確保です。
OEM生産ができる工場は、リスクヘッジのために2〜3社は確保しておきましょう。
1社に絞ってしまうと、
- 取引先の倒産
- 製造コストの値上げ
- 量産打ち切り
の場合に首が回らなくなります。
万が一に備えて、同じ品質で中国輸入OEMができる工場を確保しておきましょう。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
中国輸入OEMの種類
- タグをつける
- ロゴを印字する
- セット販売する
- 改良を加える
失敗しない中国輸入OEMの手順
- 商品リサーチ
- 企画書作成・デザイン作成
- 見積もり依頼
- サンプル作成
- サンプル確認
- 量産依頼
- 検品
- 販売
- 改良
中国輸入OEMを成功させるポイント
- 日本企業との取引実績を見る
- 現地で確認
- 代行業者を使う
- 予備工場も用意
上記の内容を踏まえて、失敗しない中国輸入OEMの手順を実践していってください。
相乗りの価格競争を抜け出して、安定して稼げるようになっていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。