こんにちは、
Amazon物販で独立をした、元自動車整備士のガイです。
FBAに納品する際に掛かる送料を、できる限り安くしたい!
こんなお悩みを持つ方に向けてこの記事では、FBAに納品する送料を安くする方法を解説していきます。
- 使うべき配送業者
- 配送方法
- 業者ごとの料金比較
以上3つを詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速内容に入っていきます!
Contents
どの配送方法を使うべき?
仕入れ量が少ないならヤマト運輸【宅急便】
仕入れ量が少ない方にオススメなのは、ヤマト運輸の宅急便。
なぜならヤマト運輸の宅急便には、多様な割引サービスがあるからです。
またヤマト運輸は、FBAパートナーキャリアの対象にもなりますので、FBAへ納品する際の送料をセラーセントラルの売上金から自動で引き落としにできるので、決済に時間がかからず便利です。
クロネコメンバー割
クロネコメンバー割は、クロネコメンバーズになることで最大10%の割引を受けられるサービスです。
クロネコメンバーズカードの発行には、年会費も発行手数料も一切かかりません。
※クロネコメンバー割BIGでは、最大15%の割引も受けられます。
持ち込み割
持ち込み割は、営業所に直接持っていることで150円の割引を受けられるサービスです。
デジタル割
デジタル割は、送り状発行システムC2もしくは、ヤマト運輸のアプリから送り状を発行すると50円の割引を受けられるサービスです。
通常価格と割引価格の比較
このように、ヤマト運輸には数多くの割引サービスが存在します。
これらの割引サービスを上手く組み合わせることで、FBAに納品する際の送料をさらに安くすることもできます。
例えば、クロネコメンバーズに加入して、荷物を営業所まで持ち込み、送り状を手書きではなく送状発行システムC2で作成する。
以上の流れに沿えば、まとめて以下の3つの割引を受けることができるんです。
- クロネコメンバー割(割引率10%~15%)
- 持ち込み割(割引額150円)
- デジタル割(割引額50円)
例えば、100サイズの荷物を「東京から千葉の倉庫まで」送る場合、割引の種類によって以下のように料金が変わってきます。
宅急便 | 通常 | クロネコメンバー割(10%割引) | クロネコメンバー割BIG(15%割引) |
割引無し | ¥1,390 | ¥1,251 | ¥1,182 |
持込割引のみ | ¥1,240 | ¥1,101 | ¥1,032 |
デジタル割のみ | ¥1,340 | ¥1,201 | ¥1,132 |
持ち込み割orデジタル割 | ¥1,190 | ¥1,001 | ¥932 |
FBAに納品する送料を安くするには、ヤマト運輸の利用は欠かせません。
仕入れ量が多いならヤマト運輸【ヤマト便】
仕入れ量が多い方にオススメなのが、ヤマト便。
なぜなら、ヤマト便は総重量で送料の計算をするからです。
ヤマト便の料金表は、総重量、容積重量が重ければ重いほど安くなります。
つまり、仕入れ量が少ない時にヤマト便を使うと送料が高くなってしまいますが、仕入れ量が多ければFBAへ納品する送料を一番安く抑えることができるのです。
ヤマト便でも、宅急便と同様に「クロネコメンバー割」「持ち込み割」「デジタル割」全ての割引を利用できるのも特徴。
FBAへ納品する送料を安くすることができるヤマト便ですが、配送スピードが遅いという欠点があります。
急ぎの場合は、送料は高くなりますが宅急便を利用した方がいいでしょう。
※ヤマト便は、2021年10月3日を最後に廃止されました。
クレジット決済なら日本郵政【ゆうパック】
クレジットカード決済でFBAへ納品する送料を支払いたい方は、日本郵政のゆうパックがオススメ。
なぜなら、ヤマト運輸では電子マネーと現金でしか支払いができないからです。
一方で日本郵政では、現金と電子マネーはもちろん、クレジットカード決済も可能です。
また、ヤマト運輸と同様に、FBAパートナーキャリアの対象になっていますので、FBAへ納品する際の送料をセラーセントラルの売上金から自動で引き落としにすることもできます。
持ち込み割引
郵便局または、ローソンに持ち込むことで、150円の割引を受けることができるサービスです。
同一宛先割引
過去の同一宛先へ発送した伝票を持ち込めば、60円の割引を受けられるサービスです。
ゆうパックスマホ割引
ゆうパックスマホ割は、郵便局のスマホ割アプリから申し込みを行って、郵便局に持ち込めば180円の割引を受けられるサービスです。
スマホ割アプリを使って年間10個以上の荷物を送ると、さらに10%割引を受けることも可能。
通常価格と割引価格の比較
日本郵政を使ってFBAへ納品するなら、使える割引サービスを駆使して送料を安く抑えていきましょう。
例えば、100サイズの荷物を「東京から千葉の倉庫まで」送る場合、割引の種類によって以下のように料金が変わってきます。
ゆうパック | 通常 | スマホ割アプリ年間10回以上利用(10%割引) | |
割引無し | ¥1,330 | ¥1,197 | |
持込割引のみ | ¥1,180 | ¥1,047 | |
同一宛先割引 | ¥1,270 | ¥1,137 | |
持込割引or同一宛先割引 | ¥1,120 | ¥987 |
大型商品なら佐川急便
大型商品をFBAに納品したい方は、佐川急便がオススメ。
なぜなら、ヤマト便では縦・横・高さの合計が200cm以内、かつ重さが30kg以内の荷物でなければ発送をすることができないからです。
しかし、佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」なら3「辺合計260cm以内」「重さ50kg」までの商品を配送してくれます。
料金の安さはヤマト便に劣るものの、ヤマト便で発送できない大型商品の発送が可能なのが佐川急便の特徴です。
大型商品を送るなら、佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」を利用しましょう。
ただし佐川急便は、配送が雑なこともしばしば。
ですので、精密機器などの発送を行う場合は佐川急便の利用は避けた方がいいでしょう。
近距離限定での配送ならエコムー便
配送地域を近場のみにするなら、エコムー便がオススメ。
なぜならエコムー便は、配送地域を近場のみにすることで、格安な配送料を売りにしているサービスだからです。
エコムー便のサービスは、近距離のみの配送に限定することで配送料の安さを売りにしているため、配送指定地域を外れた配送や、離島や沖縄などの発送に対応していません。
ご利用いただける地域(エコムー便HP)は、こちらから確認することができます。
エコムー便で送ることができる荷物は「3辺合計160cm未満」「重量30kg未満」というルールがあり、配送地域も指定しなければいけないものの、料金はかなりお得。
ただし、FBAへ納品する際はランダムで納品先指定がされるので、離れすぎている納品先だと発送NGに、、、。
条件に合う方は、エコムー便を利用されてみてはいかがでしょうか。
60~100サイズが安いイプシロンゆうパック
60~100サイズの荷物を安く送るなら、イプシロンゆうパックがオススメ。
イプシロンゆうパックは、会員制度を利用しており、低価格な料金設定を売りにしているサービスです。
イプシロンゆうパックを利用するには、事前に審査を通過しなければいけません。
審査基準は公開されていませんが、個人のネットショップを持っていれば通過できると言われています。(ECサイトのアカウントではなく、個人のネットショップでなければいけない)
審査が必要なので、先にネットショップをオープンしてから審査を申し込んだ方がスムーズに進むでしょう。
プライスター急便も
売上管理ツールとしてお馴染みのプライスターには、プライスター急便という機能があることをご存知でしょうか。
プライスターで契約をしていれば、誰でも利用可能です。
利用料金も比較的安く、「3辺合計160cm以内」「30kg以内」であれば配送をすることができます。
大きな荷物は送れませんが、小さめの荷物であればサクッと送れますので、ぜひ利用されてみてください。
送料比較
ここでは、上記の配送業者を使った場合の料金比較をしてみます。
60サイズ~100サイズ
発送先:東京〜千葉 | ヤマト運輸 | ゆうパック | 佐川急便 | イプシロンゆうパック | エコムー便 |
60サイズ | 930円 | 870円 | 770円 | 760円 | 1,280円 |
80サイズ | 1,150円 | 1,100円 | 1,045円 | 940円 | 1,280円 |
100サイズ | 1,390円 | 1,330円 | 1,386円 | 1,120円 | 1,280円 |
60サイズ〜100サイズなら、イプシロンゆうパックを使った方が良さそうですね。
120サイズ~160サイズ
発送先:東京〜千葉 | ヤマト運輸 | ゆうパック | 佐川急便 | イプシロンゆうパック | エコムー便 |
120サイズ | 1,610円 | 1,590円 | なし | 1,350円 | 1,280円 |
140サイズ | 1,850円 | 1,830円 | 1,848円 | 1,530円 | 1,280円 |
160サイズ | 2,070円 | 2,060円 | 2,068円 | 1,720円 | 1,280円 |
120サイズ〜160サイズなら、エコムー便を使った方が良さそうですね。
170サイズ以上
発送先:東京〜千葉 | ヤマト運輸 | ゆうパック | 佐川急便(飛脚ラージサイズ宅配便) | イプシロンゆうパック | エコムー便 |
170サイズ | 2,400円 | 2,410円 | 2,420円 | 2,060円 | なし |
180サイズ | 2,400円 | なし | 2,965円 | なし | なし |
200サイズ | 2,840円 | なし | 3,245円 | なし | なし |
220サイズ | なし | なし | 3,795円 | なし | なし |
240サイズ | なし | なし | 4,895円 | なし | なし |
260サイズ | なし | なし | 5,995円 | なし | なし |
170サイズなら、イプシロンゆうパックを使った方が良さそうですね。
ただ、180サイズ〜200サイズになると、ゆうパック、イプシロンゆうパック、エコムー便は発送ができなくなります。
180サイズ〜200サイズなら、ヤマト運輸で発送するのがいいでしょう。
200サイズ以上は、佐川急便「飛脚ラージサイズ宅配便」でしか発送することができません。
まとめ
まとめると、FBAへ納品する送料を安くするには以下の配送手段を使用するのが良いでしょう。
- 60サイズ〜100サイズ:イプシロンゆうパック
- 100サイズ〜160サイズ:エコムー便
- 160サイズ〜200サイズ:ヤマト運輸【宅急便】
- 200サイズ以上:佐川急便【飛脚ラージサイズ宅配便】
上記のまとめは、あくまでも通常価格での話です。
ヤマト運輸とゆうパックには割引サービスがありますので、割引サービスを上手に利用すれば、さらに送料を安く抑えることもできるかもしれません。
[…] FBA納品にかかる送料を安くする方法を参照しながら、配送方法を選んでみてください。 […]