こんにちは。
期間工で1年間働いたガイです。
「期間工をずっと続けている」そこのあなた。
俺、このまま期間工を続けていると近い将来やばいのかな、、、。
こうしたお悩みをお持ちではないですか？
本記事では、期間工に1年間勤めた僕の体験談をもとに、期間工を長年続けた人間の末路」を紹介していきます。
Contents
期間工を長年続けた人間の最悪の末路
期間工はスキルが全くなくても誰でも簡単に入社ができて、尚且つ仕事も単純作業のみで、かつ高収入を得ることができることに加えて、寮に入れば家賃光熱費無料という恵まれか環境で仕事ができる珍しい職業です。
それゆえ、期間工をを一度始めてしまうと、ダラダラと長年継続してしまう人が続出します。
しかしこれこそが落とし穴。
甘い蜜には猛毒があるのです。
僕が知っている限りの期間工を長年続けた人間の末路をご紹介します。
・ある日突然、期間工の更新ができなくなる
期間工は基本的には誰でも簡単に入社できますが、ある一定の年齢（だいたい40歳過ぎくらい）に達すると期間工の更新ができなくなります。
まだ若いからいいや。という考えの元、ダラダラと期間工を続けていると、ある日突然更新を断られ無職状態になるのです。
「いつまでも期間工を続けていれば食いっぱぐれない」という考えを持っていた人からすれば相当な危機感と焦りを感じるはずです。
・寮を追い出されて住まいを無くす
期間工の更新ができなくなると当然、寮を追い出されることになります。
期間工ではないのに寮に住み着くことは当然できません。
今までの高給で、かつ家賃光熱費無料の恵まれた環境で生活することが体に染み付いている人間が、いきなり無職状態で寮を追い出されるわけです。
収入もない。住む家もない。おまけに無職でこれから収入が入ってくる見込みはない。
でも今までの生活水準を下げることはできない。
期間工だけを長年続けた人間はこんなやばい末路を辿るわけです。
・就職したくても高齢でスキルもないので採用されない
無職で寮を追い出されたと卑屈になっている暇はありません。
生きていくためにはお金を稼がなければいけませんので。
ハローワークなどで就職を試みるでしょうが、残念ながら期間工だけを長年続けてきた人間には積み重ねて磨いてきたスキルなんてものは何もありません。
あるとすればせいぜい年齢くらいでしょうか。
しかしながら、この積み重ねた年齢が就職をする上で牙を剥いてきます。
特出したスキルや能力、資格を持ち合わせていない40歳過ぎの人間が、今さら就職活動をしたとて条件のいい会社は残念ながらどこも採用してくれません。
運よく採用してくれるのは警備員や派遣などの安月給の求人くらいでしょう。
安月給に耐えられない。仕事が続かない。
運よく就職先が見つかったとしましょう。
ただここで問題になるのは、期間工時代に単純作業だけで高給をもらうことに慣れているため、安月給で重労働の仕事が続かないことです。
「なんでこんなに重労働なのに安月給なんだ。バカバカしくてやってらんない。やーめよ。」
こうしてつい期間工と比べてしまうのです。
体に染み付いてしまっている「単純作業で高給をもらえた」という事実が、死ぬまであなたの足を引っ張り続けるのわけです。
甘い汁を長年吸い続けた人間はこうして最悪な末路を辿っていくのです。
・無職になりホームレスになる。そして最悪自殺する
結局何の仕事をしても続かず、貯金も資産蓄えず、気がつけばどこも採用してくれないような高齢になってしまうのです。
年齢を重ねれば重ねるほど、お金を稼ぐ気力もなくなり、やがて仕事をする気力そのものを失います。
そしてホームレスとなり、その生活に耐えられないければ自殺する末路を辿る可能性も十分あり得ます。
それか高架下のダンボールの中で誰にも看取られることもなく障害の幕を閉じていくのです。
この最悪な結末は何が原因でしょうか。
それは間違いなく「今が良ければそれでいい」という考えの元、期間工だけを長年続けてしまったからに他なりません。
期間工を長年続けた人が将来確実に後悔する理由
・楽に高い給料をもらったことで金銭感覚がバグっている
期間工は「スキルなし・学歴なし」でも18歳以上であれば誰でも働ける職業です。
いわゆるなんの能力も持っていない人間が、いきなり年収400万円以上の収入を得られるわけです。それも家賃と光熱費は無料というおまけ付きで。
この恵まれた経験により金銭感覚がバグってしまうわけです。
若い頃に水商売に明け暮れたり、パパ活なんかをして大金を稼いだ経験が足を引っ張り、昼間の仕事に戻れなくなる人と全く同じです。
今はいいかもしれませんが、その今の幸せは5年、10年、20年と経過するについてより豊かになるものでしょうか。
今が幸せのピークならば、その選択は間違っているかもしれないと疑うべきです。
期間工を長年続けたことで最悪の末路を辿り、手遅れになる前に。
・期間工満了後の翌年、税金の支払いでお金がそこを尽きる
期間工を満了した翌年6月、住民税の請求がやってきます。
期間工の年収が400万円〜450万円ですから、住民税は30万円ほどになるでしょう。
期間満了で入ってきた満了金も、今までの給料も、全て散財してきた人はどうやって支払うのでしょう。
事実、期間満了翌年の住民税を考えずに散財し、住民税を支払えずに困る人は結構多いです。
ちなみに住民税の支払いは法律で定められているため、もし滞納をすると督促状が届き、財産を差し押さえされる可能性があります。
・転職できない年齢まで期間工を継続してしまう
期間工は良くも悪くも「誰でも稼げてしまう」ので、つい長年勤めてしまう人が続出します。
若くして期間工を始めた人でも「まだ若いから」という理由でダラダラと続けてしまうのです。
ですが、遅かれ早かれ期間工をやめて転職をしなければいけないわけです。
であるならば、転職に有利な若い頃にこそ期間工を脱して、ライフワークとなる職業を見つけるべきではないでしょうか。
目先のお金を稼げるという理由だけで期間工を長年続けてしまうと、転職できない年齢になってしまいます。
最悪な末路を避けるために1日でも早く期間工を脱することをお勧めします。
・期間工を一生ループし続けることになる
転職が難しい年齢まで期間工を続けてしまった人間の末路は、更新できなくなるまで期間工を続けることしかできなくなります。
更新が断られるまで一生期間工をループする生活。
いつ更新が切られるか恐怖を抱えながら生きる毎日。
選択肢が期間工しかない人生は非常に地獄に感じることでしょう。
・工場以外で働く選択肢がなくなる
期間工で単純作業しかしてこなかった人間には、他の職業で役に立つスキルなんてなにも持ち合わせていません。残念ながら。
唯一の取り柄でもある「若さ」はいつまでも存在するものではなく、むしろ最も早く無くなる武器でもあります。
若い頃にスキルを磨く努力を怠った人間が年齢を重ねて言った先に残される選択肢は「工場勤務での単純作業」たった一つだけ。
誰でもできるから仕事だからこそ、安月給で理不尽な条件なわけです。
「なんで俺は期間工だけを長年続けてしまったんだろう」と後悔をしても後の祭り。もう過去には戻れないのです。
・生涯独身。お金に困りながら孤独で生きていくことになる
期間工は最大でも3年。短くて2年で契約が終わってしまいます。
こんな生活が安定しない人間に「この人と生涯一緒にいたい」と思ってくれる恋人なんてできるのでしょうか。
答えはノーです。
いつまでも女性には相手にされず、ずっと独り身。
おまけにいつ契約を切られるかわからない恐怖にビクビクしながら毎日を過ごし、生涯お金に困って生きていくことになるわけです。
期間工を長年続けた人の末路に同情はできません。
全部自分で選んだ道なわけですから。
期間工はずっと続けて良い仕事ではない
本記事は、極端な話で不安を煽っているだけと感じる人もいるかもしれません。
そう思われるならそう思っていただいても結構です。自分の気が済むまで期間工を続けてみたらいいと思います。
ただ、期間工を続けることの最悪な末路は受け入れる覚悟は持っていてくださいね。
僕が期間工で働いた経験上、間違いなく言えること。
それは、期間工はずっと続けて良い仕事ではないということ。
理由は上記で説明した通りです。
いくら長年続けても何も残りません。得られるスキルも何もありません。
期間工を長年続けた先を想像してみましょう。
期間工を続けて40代、50代になった時のあなたにいったい何が残りますか？
期間工を続けて若さを失った10年後、20年後のあなたに残るものはなんですか？
40代50代になってから過去を悔やんでも、はっきり言ってもう手遅れです。
だからこそ、期間工のヤバイ末路を知った上で、今のまだ若い20代30代から動き始めることが必要なのです。
未来は変えられる。期間工の最悪の末路を回避せよ
・今から動き始めよう
残念ながら、もうあなたには無駄にしていい時間なんてそんなに残されていません。
今あなたが期間工をしている20代、30代であるならば、今日この瞬間から未来を変えるために動いていきましょう。
今がどんなに惨めであったとしても、本気でやれば人生をやり直すことはできるのです。
・期間工で働く目的と期限を決める
もし今が「目的や期限」を何も設けずに期間工で働いているからといって、すぐに最悪な末路を辿ると決まったわけではありません。
その期間工の末路を回避するために、まずは期間工として働いている今の「目的」と「期限」を明確にしましょう。
あなたは何を目的に期間工で働きますか？
その期限はいつですか？
正社員を目指すのでもいい。
資金を貯めて起業をするのでもいい。
今ある借金を全額返済してリセットするのでもいい。
5年後、10年後、20年後と時間が経つにつれて人生が豊かになるように、今から準備を整えて行動を起こしていきましょう。
今から動けば期間工の最悪な末路を回避し、豊かな人生を送ることは可能です。
・1日でも早く期間工を卒業すること
ダラダラと期間工を続けないためにも、1日でも早く期間工を卒業する覚悟を持って仕事をしましょう。
あなたが期間工でなんのスキルも得られずに働いている間にも、他の同年代の人は色々な職業で自分のスキルを磨き上げています。
1日でも早く人生の目的を見つけ、期間工でお金を稼いで散財するような「何一つ残らない」ような無駄な生活を脱しましょう。
