自動車整備士はやめとけと言われる理由。元自動車整備士が語る業界の闇

自動車整備士 やめとけ

こんにちは。

元トヨタ自動車整備士のガイです。

 

自動車整備士をこれから目指そうとしているあなた。

 

自動車整備士はやめとけ。

親からこう言われたことはありませんか?

 

それもそのはず、自動車整備士はマジでやめといた方がいいです。

自動車整備士はなぜやめとけと言われるのかを、元自動車整備士の僕が詳しく語っていきます。

Contents

自動車整備士はやめとけと言われる理由

・支払う学費と就職後の待遇が割りに合わない

自動車整備士はやめとけと言われる1つ目の理由は、支払う学費と就職後の待遇が割りに合わないという点です。

 

自動車整備士になるためには、多くの人は基本的に専門学校に通う道を選びます。

専門学校の学費はおおよそ2年で300万円くらいになります。

 

300万円も学費を支払って専門学校に通い、やっとの思いで自動車整備士になったとしても、自動車整備士の給料は低いのであまりにも割りに合わないのです。

・給料低い

自動車整備士はやめとけと言われる2つ目の理由は、単純に給料が低いという点です。

先ほども若干触れましたが、自動車整備士は給料が低いので、専門学校に300万円も学費を支払って行ってまでなる職業ではないのです。

 

ちなみに、僕のトヨタ自動車整備士時代の給料は、毎月手取りで18万円でした。

年収は350万円ほどで、実際に手取りで年間使えるお金は250万くらいでした。

・汚い

自動車整備士はやめとけと言われる3つ目の理由は、単純に汚いという点です。

自動車を整備するので汚くなるのは当たり前ですが、ここに文句が出る理由はやはり給料が少ないからでしょう。

 

要するに、大変な仕事の割に給料が低くて割に合わないのです。

・モテない

自動車整備士はやめとけと言われる3つ目の理由は、異性にモテないという点です。

正直これに関しては、モテる人は自動車整備士だろうがなんだろうがモテますし、モテない人は公務員だろうが看護師だろうがモテません。

 

それはさておき、事実として自動車整備士は異性から避けられる傾向があります。

それはなぜか。

 

理由は簡単で、自動車整備をするため手が汚れることからくる「不潔感」です。

自動車整備士は不潔感があることに加えて、おまけに給料も安い。

 

女性に職業はなんですか?

と言われた時に、「自動車整備士です」と言ったらどんな反応をするか。

 

きっと「あ、給料が低くて汚い仕事ね」と思われるのが関の山でしょう。

・残業多い

自動車整備士はやめとけと言われる4つ目の理由は、残業が多いという点です。

10年ほど前までは、夜中3時まで残業をして、会社に宿泊してまた仕事なんていうのが当たり前だったようですが、最近では労働基準に厳しくなったこともあり、そこまでブラックではないようです。

 

とはいえ、2〜3時間の残業は当たり前ですし、決算月である3月なんかは夜中まで残業することもまだあります。

残業をしても給料が安いんですから、そりゃ自動車整備士はやめとけと言われても仕方がありません。

・土日休みがない(ディーラー整備士に限り)

自動車整備士はやめとけと言われる5つ目の理由は、土日休みがないという点です。

民間工場であればわかりませんが、少なからずディーラー整備士として就職する場合は、休日休みになることはありません。

 

毎週月曜日が定休日であることが多く、それ以外に月に4日間休みを取れるシステムであることが一般的。

ただし、土日に休みを取ろうとするとめちゃくちゃ嫌な顔されるので、実際は平日休みになることがほとんどです。

実際にやってみてわかった自動車整備士の闇

僕が自動車整備士として働いてみて、初めてわかった自動車整備士の闇についてお話しします。

これを知らずに自動車整備士になると、めちゃくちゃ後悔することになります。

・好きでもない車を強制的に買わされる

実際にやってみてわかった自動車整備士の1つ目の闇は、好きでもない車を強制的に買わされることです。(ディーラーに就職した場合)

 

ここでは僕の体験談を交えてお話ししますね。

 

通勤で自動車を使わない都心部であればまずありませんが、車通勤をする地方のディーラーに就職するなら確実に会社から車を買えと強要されます。

もし会社から車を買わない場合は、通勤車として認められません。

 

もちろん、トヨタに入ったらトヨタの車で通勤するのが筋なのはわかっていました。

そうした事情もわかっているからこそ、僕はトヨペットの入社説明会で入社する会社に確認してみました。

 

 

僕)「昔トヨペットで販売されていたマーク2ツアラーVなら、会社を通して中古で購入すれば通勤に使えるんですよね?」

僕)「古い車ですけど、会社を通して購入できるんでしょうか」

 

 

会社)「マーク2ツアラーVならトヨペットで取り扱っていた車種なので、会社を通して購入できますし、通勤にも使えますよ」

 

 

 

こうした会話があったからこそ、僕はトヨペットに入社を決意しました。

そしていざ入社をして、車を探してもらう相談をしたらとんでもない回答が返ってきたんです。

 

 

その回答がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

店長)「そんな古い車は中古車で取り扱いはないから無理。

それよりも現行の新車を買いなさい」

 

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

 

入社説明会の時に言っていたことはなんだったんだ!!!!

ふざけんな!!!!

 

 

 

 

 

あまりに納得いかないので、

入社当時に配属された店舗の店長にこう言いました。

 

僕)「入社説明会の時と話が違います」

 

僕)「子供の頃から欲しい車があるんです。」

僕)「欲しい車が会社で買えないなら、別の方法で購入していいですか」

 

 

 

そしたら帰ってきた返答がこれです。

 

 

 

 

 

 

 

 

店長)「お前どこから給料もらってるんだ?」

店長)「そんなのダメに決まっているだろ」

 

店長)「会社から買わないなら通勤車として認めない」

 

 

 

 

 

 

 

マジで理不尽です。

 

 

 

 

そうして僕は欲しい車を結局買うこともできずに、安月給で自動車整備士として働くハメになりました。

こうしたことがあるので、マジで自動車整備士(特にディーラー)はやめとけと言いたいです。

・車は整備できるようになるが好きな車は買えない

実際にやってみてわかった自動車整備士の2つ目の闇は、車は整備できるようになるが好きな車は一生買えないことです。

 

毎日仕事で車を整備するので、いやでも車は整備できるようになります。

しかし、給料が低いので好きな車や欲しい車は一生買えません。

 

この原因には、入社時に欲しくもない車を強制的に買わされることも背景にあります。

・続けても給料は増えない

実際にやってみてわかった自動車整備士の3つ目の闇は、自動車整備士を続けたところで給料は大して上がらないことです。

自動車整備士を続けて自動車検査員の資格を取ったり、リーダーになったり、工場長になっても、せいぜい上がる給料は初任給の頃に比べて10万円程度がいいところです。

 

大体、40代前半で工場長になっても月手取りで25万円くらいが関の山です。

自動車整備士の世界なんて続けて極めるだけ時間の無駄です。

 

自動車整備士はマジでやめとけと心から言いたいです。

・有給が使えない

実際にやってみてわかった自動車整備士の4つ目の闇は、有給が使えないことです。

 

「求人票には有給〇〇日」

 

見合いなこと書いてますが、実際に入社をしてみてわかりましたが、病気や忌引きにならない限り1日も使えません。

 

もし使おうものなら、

店長に「ふーん。転勤したいの?」とか言われますからね。

 

マジで。

 

自動車整備士になるのはやめとけという親御さんの気持ちもわかります。

・行きたくもない飲み会に付き合わされる

実際にやってみてわかった自動車整備士の5つ目の闇は、行きたくもない飲み会に付き合わされることです。

まあ、これは自動車整備士に限った話ではないかもしれません。

 

行きたくもないのに強制参加になるし、強制参加の割にしっかり会費出せとか言われるし。

マジでなんだんだ一体と思ってました。

こんな人は自動車整備士はやめとけ

僕が自動車整備士として働いてみて、よくわかった「こんな人は自動車整備士はやめとけ」の基準をシェアします。

・ただ車が好きな人

自動車を整備したいという意思が強い人でないと自動車整備士は続きません。

ただ車が好きなだけの人が自動車整備士を選んでしまうと、自動車そのものを嫌いになります。

 

こうした人に関しては、「自動車整備士はやめとけ」と言われたら素直に従ったほうがいいです。

・車に乗ることが好きな人

車に乗ることが好きな人は、自動車整備士になってはいけません。

なぜなら、自動車を整備することと自動車に乗ることは全く別分野だからです。

 

車に乗ることが好きな人は、欲しい車を買って自由に乗り回すことが好きなはずです。

実は僕もこの口です。

 

決して、整備だけはできるが安月給で欲しい車も買えず、他人のかっこいい車を羨ましがり続けて一生を終える人生を望んでいるわけではないはず。

 

こうした人も自動車整備士はやめとけと言いたいです。

・力仕事が嫌いな人

根本的に力仕事が嫌いな人は自動車整備士になるべきではなりません。

自動車整備は重いタイヤを持ち上げたり、重い工具を持って仕事をする職業だからです。

・メンタルが弱い人

自動車整備士の世界はゴリゴリの男社会です。

従って、メンタルが弱い人が自動車整備士を目指すならやめとけと言いたいです。

 

メンタルが弱い人は自動車整備士を続けることは難しいでしょう。

・お金を稼ぎたい人

お金を稼ぐことが目的ならば、自動車整備士になってはいけません。

はっきり言いますが、自動車整備士でお金を稼ぐことは無理です。諦めてください。

自動車整備士をするメリット

ここまで散々自動車整備士の酷評してきましたが、そんな中でも自動車整備士をするメリットも少しあります。

・自分の車を整備できる

入社する会社や配属先にもよりますが、仕事が終わった後はリフトや工具を使わせてもらえるので、自分の車を整備することができます。

毎日仕事終わりに自分の愛車を整備できるのはメリットと言えるでしょう。

 

そして、自動車整備士として働けば、自分で自分の車を整備できるようになるので、会社のリフトを使って自分の車のメンテナンスを工賃無料で全て自分でできるようになるのもメリットの一つでしょう。

・好きなだけ洗車機が使える

小さなメリットですが、好きなだけ洗車機を使えます。

洗車機使い放題です。

・勤務先によってはオイルなど無料で交換できる

これも会社や配属先によって異なりますが、オイル交換や冷却水交換などは全て無料で交換することができます。

会社にある備品を無料で使わせてもらえるのはメリットと言えるでしょう。

自動車整備士に向いている人

僕の今までの自動車整備士としての経験を通して、自動車整備士に向いている人がわかってきました。

自動車整備士に向いている人とは、車を整備すること自体が好きな人です。

 

「別に給料が安かろうが、休みが少なかろうが、自分の欲しい車は買えなかろが、他人の車を整備するのが大好き。」

 

こんな仏のような人でない限り、自動車整備士として働いて幸せに生きていくことは不可能だとはっきりとここに断言したいと思います。

 

だからこそ、もしあなたが自動車整備士を目指していて、周りの人に「やめとけ」と言われて迷っているのであれば、潔くやめておいたほうがいいです。

上記の話を聞いてもなお、「俺はそれでも自動車整備士として働きたいんだ!!!」という熱意がある人は、自動車整備士を目指してみてもいいと思います。

まとめ

まとめると以下の通り。

 

自動車整備士はやめとけと言われる理由

・給料低い

・汚い

・モテない

・残業多い

・土日休みがない(ディーラー整備士に限り)

 

実際にやってみてわかった自動車整備士の闇

・好きでもない車を強制的に買わされる

・車は整備できるようになるが好きな車は買えない

・続けても給料は増えない。

・有給使えない

・行きたくもない飲み会に付き合わされる

 

こんな人は自動車整備士はやめとけ

・ただ車が好きな人

・力仕事が嫌いな人

・メンタルが弱い人

・お金を稼ぎたい人

 

自動車整備士をするメリット

・自分の車を整備できる

・好きなだけ洗車機が使える

・勤務先によってはオイルなど無料で交換できる

 

自動車整備士に向いている人

・お金も休みも車もいらない。他人の車を整備すること自体が大好きな人。

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