こんにちは、元自動車整備士のガイです。
前回の記事では、
「Amazon検索を使った商品リサーチのやり方」を解説しました。
本記事では、クラウドファンディング、楽天、ヤフーショッピングを使う商品リサーチのやり方を解説していきます。
Contents
「クラウドファンディング」「楽天」「ヤフーショッピング」を使う商品リサーチとは?
本記事で紹介する商品リサーチ方法とは、文字通り「クラウドファンディング」「ヤフーショッピング」「楽天市場」ですでに人気がある商品をヒントとして同じ商品または似た商品をAmazonで販売していくリサーチ方法です。
商品リサーチをする前に
何も考えずに商品リサーチを始めても、儲かる商品は見つかりません。
前回の記事でも解説しているとおり、商品リサーチを始める前に基本的な枠組みを決めていきましょう。
- 中国輸入で儲かる商品の特徴を把握
- 具体的な商品をイメージ
まずは儲かる商品の特徴を知る事が大切。
商品リサーチをする前に必ず、儲かる商品の特徴に沿った商品を具体化してから商品リサーチを始めるようにしてください。
この工程をワンクッション挟むだけで、儲からない商品に時間を費やす事がなくなりますので。
クラウドファンディングを使う商品リサーチ
まず初めに、クラウドファンディングをご存知でしょうか?
クラウドファンディングとは、インターネットを通じて人々に資金提供を呼びかけ、一定額が集まった時点でプロジェクトを実行することで、資金調達のリスクを低減することが可能になるというもの。
簡単に言うと、商品を販売する前に、
「こんなプロジェクトをやろうと思ってまーす。今の段階で欲しい人います?」
と呼びかけを行って資金を募る感じ。
クラウドファンディングでは、数千万円の支援金が貯まるということもあります。
つまり資金が集まっているということは、そのプロジェクト(商品)がそれだけ求められているということ。
多くの人に求められていると言うことはすなわち、同じコンセプトの商品をAmazonで販売すれば売れる可能性が十分にあると言うことに他なりません。
クラウドファンディングでは、すでに中国で売っている商品を「新商品開発プロジェクト」ということにして支援金を募る場合もありますので、全く同じ商品を中国から仕入れられることも可能です。
クラウドファンディングのプロジェクトを良く観察してみてください。
まだAmazonにない商品があれば大チャンスです!!
ここからは、実際に支援が集まる商品はどんな商品なのか確認をしてきましょう。
まず、中国輸入で儲かる商品であるという事が大前提です。
「小さく、軽く、頑丈な商品」という条件に合う商品を探していきましょう。
数あるクラウドファンディングサイトの中から、今回はmakuakeを使います。
数多くの支援が集まっているプロジェクトばかりですよね。
そんな中で今回は、支援金が一際集まっている「MOFT X」という商品を見ていきます。
赤枠部分をご覧ください。
このプロジェクトには17,735人の方々が支援をしていて、5,000万円以上の支援金が集まっています。
凄まじい数字ですね、、、、。
一体何に魅力を感じて、これだけ多くの人が支援をしているのか。
支援されている理由は、応援コメントを見れば把握する事ができます。
このプロジェクトの応援コメントを確認したところ、「機能とデザインに惚れて支援をした」という声が非常に多かった印象を受けました。
この商品コンセプトに17,000人もの人が価値を感じている。。。
ということはですよ。
この商品をAmazonで販売してみたら売れそうじゃないですか?
Amazonでも売れる可能性は非常に高いですよね。
プラットフォームは違えどmakuakeでもこれだけの支援者がいるんですから、Amazonで売れないとは考えにくい。
最悪全く同じ商品でなくとも、同形状・同機能の商品を求めている顧客層はいるかもしれませんので、Amazon販売してみる価値は十分にあると判断できます。
こうした手順でクラウドファンディングを使って商品リサーチを進めていきましょう。
楽天市場を使う商品リサーチ
楽天市場は、Amazonと共に国内ショッピングサイトシェア率No,1を誇る大型ショッピングサイトです。
楽天市場で売れている商品で、Amazonでまだ販売されていない商品はたくさんあります。
こうしたAmazonで収益を生み出すチャンスのある商品を楽天市場を使って見つけていきます。
ここからは、どんな商品が楽天で売れているのか確認してきましょう。
ここでも、中国輸入で儲かる商品であるという事が大前提。
「小さく、軽く、頑丈な商品」を探していきましょう。
今回は一例として「扇風機 首掛け」で検索していきます。
検索上位4位までの商品に注目してみていきましょう。
※「PR」と記載されている商品は広告です。「PR」の文字が無い商品をカウントしましょう。
ジャンルごとの市場規模によりますが、基本的に検索順位1位〜4位までは売れている商品と判断してOK。
今回は検索1位の商品に着目します。
楽天市場では「首掛けタイプの扇風機」は、この商品が一番売れているようです。
このジャンルの扇風機といえば、お祭りの景品のようなチープな物を連想するイメージがありますよね。
しかし、この商品は見た目もダサくないですし、販売価格もそこまで高くないので人気の理由が分かります。
ここで着眼するポイントは2点。
- Amazonで同じ商品または似た商品が販売されているかチェック。
- もし販売されていなければAmazonで販売したら売れる可能性がある
楽天市場で売れている商品そのものを把握することも大事ですが、ニュアンス(携帯扇風機のオシャレ路線とか、携帯扇風機の高級路線)を把握する事も大切。
同じ商品でなくともニュアンスが同じ商品であれば、Amazonで売れる商品になる可能性は十分あると考えることができます。
ヤフーショッピングを使う商品リサーチ
ヤフーショッピングは、国内ショッピングサイトシェア率第3位を誇る大型ショッピングサイト。
ヤフーショッピングで売れている商品は、楽天市場と同様にAmazonで売れる可能性を秘めています。
Amazonで収益を生み出せる商品をヤフーショッピングで見つけていきましょう。
ここからは、どんな商品がヤフーショッピングで売れているのか確認していきましょう。
※商品リサーチの手順は楽天市場と同様です。
ここでも中国輸入で儲かる商品であるという事が大前提。
「小さく、軽く、頑丈な商品」の条件に当てはまる商品を探していきましょう。
今回は「ゲーミングイヤホン 」を例に出して解説していきます。
楽天市場と同様に、検索上位4位までの商品に注目してみていきましょう。
売れている商品は検索上位1位〜4位に集まっていますからね。
今回はレビュー数の多い「検索順位4位の商品」に着目します。
見た目もかっこよく、1500円と安価で音質も良いからこそ人気があるのでしょう。
レビューも非常に高いので、顧客満足度が高い商品であることはレビューを見ただけでわかります。
楽天市場と同様に、ここで着眼するポイントは以下の2点。
- Amazonで同じ商品または似た商品が販売されているかチェック。
- もし販売されていなければAmazonで販売したら売れる可能性がある
プラットフォームが違うだけで、楽天市場とリサーチ手順は同じです。
ヤフーショッピングから収益を生み出せる商品のヒントを得てAmazonで商品を販売していきましょう!
Amazonで同じ商品を探す
以上の3つのリサーチ方法を使って見つけた商品を、今度はAmazonで探していきます。
ライバルが参入してこないうちに、なるべく早く販売して先行者利益をとりにいきましょう。
ここでのポイントは以下の2つ。
・最低でも2ページ目までは確認する
・複数のキーワードで検索してみる
最低でも2ページ目までは確認する
2ページ目以降に表示される商品も多々ありますので、最低でも2ページ以上は確認するようにしましょう。
ただし、Amazonを利用された事がある方ならお分かりかと思いますが、購入者は基本的に1ページ目しか見ません。
なので検索結果に対して2ページ以降に表示される商品は売れない商品であると判断できます。
ここでは「商品ページの作り込み」もチェックしましょう。
商品ページがテキトーで売れないのは当たり前ですからね。
商品ページがテキトーなら、商品ページを整えれば売れる見込みがあるので参入するべきですし、
商品ページが整っているにも関わらず売れていないのであれば、そもそも売れない商品と判断して良いでしょう。
複数のキーワードで検索してみる
商品を探す際は、必ず複数のキーワードを使って探してみてください。
何故なら、キーワードによっては商品がヒットしない場合があるからです。
例を出しましょう。
クラウドファンディングを使うリサーチで見つけた商品「MOFT X」を「スマホスタンド」で検索しても商品は出てきませんが、「スマホスタンド MOFT」で検索すると以下のようにヒットします。
このように、「あるキーワードではヒットしなかったが、別のキーワードではヒットする」という事が往々にしてあります。
こうした事例がありますので複数のキーワードを使って商品を探してみてください。
需要規模を確認する
もし、同じ商品や似たような商品がAmazonにまだ無い場合は参入チャンスです。
ですがその前に、Amazonでのその商品ジャンルの需要規模を調べましょう。
参入をして検索順位1位になったとしても、需要規模が小さ過ぎるジャンルだとあまり売れません。
Amazon以外のショッピングサイトで人気があった商品ですので全く売れないということは考えにくいですが、しっかりとAmazonでの需要の規模感を把握しておかなければいけません。
需要あるジャンルに参入する事は基本ですので、参入する前に必ず確認しましょう。
直近1ヶ月の販売実績を確認する
需要規模をチェックするために、販売実績を確認していきます。
- すでに同じ商品がAmazonにある場合は、その商品の販売実績
- 同じ商品がAmazonに無い場合は、同ジャンルの検索順位1位〜4位の販売実績
それぞれどのくらいの販売実績なのかを把握できれば、どのポジションでどのくらい売れるのかが把握できます。
クラウドファンディングでのリサーチで見つけた「スマホスタンド MOFT X」を例に出して検証していきます。
1位〜4位全ての商品が、同一商品です。
それぞれのASINコードをコピーして、アマテラスでリサーチをしていきます。
リサーチ結果を見る限り、
- 1位のポジションを取れれば大きく稼ぐ事ができる。
- 2位のポジションでは、数万円しか稼ぐことができない。
- 3位以下は、稼げるポジションでは無い。
ということを読み取る事ができます。
ライバルの状況確認する
参入するべきかどうかに関しては「ライバルの状況」がとても重要になります。
ライバルの強弱を把握し、本当に参入チャンスがあるかどうか見極めましょう。
ライバルの状況を確認するために、以下の3点を意識して確認してください。
- レビュー
- 販売価格
- 商品ページの作り込み
レビュー
もしライバルの商品ページが☆4.5以上 / レビュー数100件以上の場合は参入を諦めましょう。
レビューが高い商品に追いつくには相当時間がかかります。
後発で参入するには難しいと判断するべきです。
販売価格
販売価格1,980円を下回る商品は、基本的に利益を出す事が困難ですので参入を諦めましょう。
利益が出ないとわかっている商品に参入しても意味ありませんので。
2,980円〜4,980円の価格帯の商品が一番利益が取りやすく、比較的売れる商品が多いです。
商品ページの作り込み
- 商品画像が全て白抜き
- 画像が7枚設定されていない
- 画質が悪い
こうした商品ページは参入チャンスと考えましょう。
こんな場合は参入チャンス
商品は売れているのに商品ページの作り込みが雑
こうした場合は、商品ページを作り直して販売すればライバルの需要を奪う事が容易にできます。
顧客側に立ってみても、どうせ同じ商品を買うならちゃんとした商品ページの方が信頼できますよね。
販売価格がやたら高くて売れていない
相場2980円の商品が7980円など高すぎる販売価格で売られている場合は、販売価格を適正にすれば売れる商品になることもあります。
商品ページは綺麗・そこそこ売れている・高評価レビューが少数
高評価レビューがあっても10個くらいであれば、後から参入して需要を奪う事も十分できます。
同じ商品であったとしても、何かおまけをつけて販売したりポイントをつけて販売したりすれば、顧客の需要はこちらへと流れてきます。
参入候補商品をストックしておく
リサーチの結果、参入できそうな商品であれば参入候補商品の弱点とASINコードを控えておきましょう。
ストックをしておけば、ストックの中から新商品を次々スピーディーにリリースできます。
多くのヒット商品を生み出すためにも、気になる商品や思いついた商品はストックしておく癖をつけましょう。
次の項目
次の項目では、ツールを使ったリサーチ方法を解説していきます。
リサーチでツールを使うことで、より正確によりスピーディーに収益を生み出せる商品を見つける事ができますので、次の項目を楽しみにされていてください!
それでは次の項目でお会いしましょう!
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