こんにちは。
元トヨタディーラー整備士のガイです。
この記事では、Amazon物販でリスクを抑えて起業する方法をご紹介します。
今まさに、Amazon物販を始めようとしている方、ゆくゆくはAmazon物販で起業したいと思っている方のお役に立てる内容になっています。
Contents
起業当初の僕の状況
2019年1月に起業した僕の状況はこんな感じです。
- 年齢24歳
- 貯金200万円
- 一人暮らし
- 本業:自動車整備士
- 副業:Amazon転売
- 月商100万円
- 粗利27万円
こんな感じです。
個人事業として起業した方がいい?それとも法人の方がいい?
僕は、2019年に人事業主として起業し、今もAmazon物販で事業活動しています。
個人事業主として起業する場合は、開業届を書いて税務署に送るだけなので大してお金もかかりません。
開業届の用紙は、国税庁のページに記載されています。
しかし、法人として起業する場合は登記手数料などが必要ですので、会社設立費として30万円ほど必要になります。
資金があまりなくてまとまったお金を用意できないと言う方は、まずは個人事業主として起業することをオススメします。
個人事業主として事業開始3年後には法人化した方がいい
個人事業主の場合、年商1000万円以下の場合は消費税の支払い義務はありません。
しかし、年商1000万円を超えた場合、2年後に消費税を支払う義務が発生します。
イメージとしては、
2019年に年商1000万円を超えた場合、2021年に消費税支払い義務が発生する
といった感じです。
消費税というのは、お客様から一時的に預かっているだけですので、必ず国に収めなければいけません。
収めなければいけない消費税は、売り上げの大きさによって異なりますが、概ね数十万円〜数百万円になります。
結構、恐ろしいですよね、、、。
個人事業主として起業し、事業開始から2年間は消費税の支払い義務は免除。
また、法人化してからも2年間は個人事業主での起業時と同様に2年間は消費税支払いを免除されます。
最も効果的な法人化へのステップは、
売上の大小にかかわらず、個人事業主として起業した2年間後に法人化し、さらに2年消費税を免除してもらう。
という流れが最もメリットが大きいです。
消費税の仕組みが知りたい方は、国税庁のホームページからダウンロードできます。
Amazon物販で起業することのメリット
Amazon物販で起業することで得られるメリットはとても大きいです。
固定費を削減できる
amazon物販で起業すれば、実店舗不要ですので固定費をかなり大きく削減できますし、FBAを利用すれば在庫の保管から商品の梱包、発送を全て自動化もすることができます。
なので、本業の傍の隙間時間でも作業できますし、自動化をすれば出品するだけで自動で売れて商品が発送されるという半自動のビジネスを構築できるわけです。
集客が簡単になる
実店舗を構えて起業し商品を販売する場合、まずお客さんに自店舗を認知してもらわなければいけません。
ビジネスをする上で「集客」が一番難しいと言われています。
お客さんが来なければ商品は当然売れませんので、まずお客さんに店舗に足を運んでもらう必要があります。
実店舗で起業した場合は、集客でチラシを配ったり、ネットで宣伝したり、とても費用も労力もかかります。
その点Amazon物販で起業をすれば、Amazonを使っている顧客が既に多くいますので、簡単な広告を打ったり、SEO対策をするだけでお客さんに認知してもらうことができます。
最初から信用を獲得できる
集客だけでなく、商品や店舗に対しての信用も獲得しなれば商品は売れていきません。
少し考えてもみてください。
よくわからないサイトで売られている無名なんて買いたいと思いますか??
僕なら買いません。
その一方、Amazonで商品を販売するAmazon物販であれば、
Amazonで販売するだけで「Amazonで売っているんだから大丈夫でしょ」と、ある程度の信用はしてもらえます。
Amazon物販で起業することで、無名の商品でも実店舗や自社サイトで販売するよりも確実に売れやすくなります。
少ない労力で稼ぎやすい
実店舗や、自社サイト、楽天やYahooなどのインターネットを使った物販に比べて、Amazon物販で起業することで最初から簡単に自動化することができます。
先ほども触れましたが、AmazonにはFBAという在庫管理や商品梱包発送業務を代行してくれるサービスがあるんです。
このサービスを使うことで、簡単に面倒な業務を自動化できるわけです。
売れる商品を作るだけで、残りの顧客サポートも商品の発送業務も全てAmazonが引き受けてくれます。
Amazon物販で起業することのデメリット
多くのメリットに対して、Amazon物販で起業することのデメリットも多数存在します。
初期資金が必要
Amazon物販での起業に限らず、物販ビジネスをするにはある程度の資金が必要です。
というのも
物販ビジネスは「お金 ⇨ 在庫 ⇨ お金」という流れでお金を増やしていくビジネス
ですので、商品の在庫を持たなければいけません。
一時的にお金を在庫にする分のビジネス運転資金が必要になります。
ただし、中国輸入Amazon物販で起業するのであれば、少数から発注ができますので10万円ほどあれば十分にAmazon物販ををスタートさせることもできます。
売れるかどうかはリサーチ次第
商品を仕入れる前にしっかりリサーチをするわけですので、基本的には全く売れないということはありません。
もし全く売れないのだとすれば商品リサーチのやり方が間違っています。
しかし、商品リサーチのスキル次第で、仕入れる商品が売れるかどうか決まる部分がAmazon物販でのリスクとも言えます。
ライバルが多い
アカウントを作れば誰でも簡単に出品できることから、相乗り転売でAmazon物販をする人が多いです。
Amazon物販で起業する人のファーストステップとして相乗り転売をする人が多く、同じ商品を仕入れれば稼げるのでライバルが多い傾向にあります。
Amazon物販で起業する方にオススメのビジネスモデル
「Amazon物販で起業する!」
と意気込んでも、同じAmazonを使う物販ビジネスでもさまざまなビジネスモデルがあります。
そこで、Amazon物販で起業した僕の経験を踏まえて、オススメのAmazon物販ビジネスモデルをお伝えします。
輸入転売
輸入転売は、少数から商品を仕入れて販売し利益を得られることに加えて、商品ページを作成したり、広告を使う必要もないんです。
Amazonでは、同じ商品であれば既存の商品ページを使って販売することが可能ですので、商品ページを作る手間も、集客へのコストもかけずに稼ぐことができるのが、Amazon輸入転売です。
Amazon物販で起業する方の多くは、Amazon輸入転売から始めてビジネスを大きくしていくのが一般的です。
プチOEM
プチOEMは、自分で作成した商品ページを使って商品を輸入販売するビジネスのことをいいます。
商品ページを作成するわけですので、
- 商品ページの作り込み
- 集客のための広告
- 売れる商品ページにするためのマーケティング戦略
などが必要になります。
扱っている商品自体は誰でも海外で仕入れられる商品ですので、少数発注から商品を販売することが可能です。
在庫をかかるリスクを抑えて、自社商品として販売できるのがプチOEMのメリットです。
OEM
プチOEMでマーケティング戦略、広告の使い方、商品ページの作り方など一通り学んだら、商品自体に改良を加えて自社商品として販売するOEMに着手する人が多いです。
OEMをすることで、同じ商品を取り扱う人は他にいませんので、ライバル不在で利益を独占して販売することができます。
ただし、商品に改良を加えるわけですので、大量生産が必要です。
リスクもあるので、起業したばかりの資金がないとき、経験が浅いときは「相乗り転売」や「プチOEM」から始めていきましょう。
Amazon物販で月商100万円までの道のりと成功させるコツ
Amazon物販で起業し、低リスクで確実に月商100万円を目指すまでの道のりを、僕の経験を踏まえて紹介します。
1、小資金から始める転売で売れる商品を学ぶ
起業当初から、資金に余裕がある方はほとんどいません。
ですので、最初は低リスクで稼ぎやすいAmazon相乗り転売を始めましょう。
僕の経験上、Amazon転売でも月商100万円は突破できます。
Amazon転売でAmazonで売れる商品の特徴や、稼げる商品のリサーチ方法などを学び、これから稼いでいくための土台を作り上げましょう。
2、プチOEMでオリジナル商品として販売する
Amazon転売で月商50万円〜100万円ほど稼げるようになったら、次は自分で商品ページを作って販売してみましょう。
相乗り転売で稼げる商品を自分で作った商品ページで販売し、オリジナル商品として商品を販売していく方法です。
販売していると、
- 自分の商品ページに相乗りされたり、
- ライバルが現れてなかなか売れなくなったり
いろいろ経験しますので、「どうやったらライバルの商品ページより売れる商品にできるか」を考えて、付加価値をつけてシェアを奪っていきましょう。
付加価値をしっかりつければ、あとは放置していても売れるようになります。
また、相乗り転売防止策を行えば利益を独占して商品を販売していけますので、相乗り転売防止対策も行っていきましょう。
相乗り転売防止対策はこちらの記事で解説しています。
3、オリジナル商品を作って独占販売する
プチOEMで月商100万円を超えたら、OEMにもチャレンジしてみましょう。
リスクの少ないプチOEMとOEMの両輪でビジネスを展開していくことがおすすめです。
低リスクでできるプチOEMは、同じ商品を扱うライバルが出現したりするため安定性に欠けます。
しかし、OEMは売れる商品を作れれば、利益を独占したまま1商品で100万円を稼ぐことも十分に可能です。
プチOEMとOEMで売れる商品を作り、ビジネスに安定性を持たせていきましょう。
Amazon物販で起業するにあたって準備しておくこと
十分なスペックのパソコンを用意すること
10年前の中古で買った低スペックのPCなどでは、まともに操作できません。
すぐに固まったり、ダウンロードをしても一向に進まなかったり、とても不便な思いをします。
これからAmazon物販で起業し、月商100万円、月商1000万円と目指していく上でパソコンは必要不可欠なモノになります。
必要経費と割り切り、最低でも、
- core i5以上
- HDD 500GB以上
- メモリ 16GB以上
この条件に当てはまるパソコンを用意しましょう。
ビジネス用のパソコンの選び方は、こちらの動画でも解説しています。
ネット環境を整えること
できれば光回線が好ましいです。
ネット環境が悪いと、ビジネスを円滑に進めることができません。
最悪、ホームルーターでもOKです。
ポケットWiFiでは、すぐに制限が来たり電波障害がおきますので最低でもホームルーターを用意しましょう。
ビジネス用のクレジットカードを2枚以上用意すること
商品の仕入れは、基本的にクレジットカードで行います。
締日の異なるクレジットカードを2枚使い、交互に仕入れをしていきます。
従って、カード1枚では不便になりますので、最低でもビジネス用のクレジットカードを2枚以上を用意しましょう。
プライベートで使うカードと分けることが重要です。
ビジネス用銀行口座を用意すること
クレジットカードと同様、銀行口座もプライベートと分けてビジネス用を作成しましょう。
Amazon物販で起業すると、Amazonから売上の振り込みがあります。
プライベートと一緒にしてしまうと、混合してしまい、いつどこにいくら使ったのかわかり辛くなります。
送金が簡単にできるネット銀行を作成するのがオススメです。
Amazon物販で起業するために必要な準備は、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
Amazon物販で起業する手順としては、
- 個人事業主として起業
- Amazon転売で月商100万円
- AmazonプチOEMで月商100万円
- Amazon OEMで月商200万円以上
- 個人事業主としてAmazon物販で起業し、3年後以降に法人に切り替えて、消費税を合計4年間節税する
この流れで起業してみましょう。
個人事業主として起業するには、開業届を税務署に提出するだけですので簡単です。
Amazon物販で起業をして、これからガンガン稼いでいきましょう!
追伸
オリジナル商品販売で叶える「時間とお金」に縛られない生き方
僕は元々、Amazon相乗り転売をしていましたが、今は辞めて、プチOEM販売にビジネスモデルをシフトチェンジをしています。
毎月10分間の発注作業だけで、毎月40万円を安定して稼ぎ、東京都端っこでのんびり暮らしています。
そんなプチOEMのノウハウを、僕の今までの経験をもとに、1つの教科書にまとめました。
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