季節もの商品をオリジナル商品として取り扱うとどうなるのか

こんにちは、元ディーラー整備士のガイです!

この記事では、僕自身が経験した季節もの商品をオリジナル商品として取り扱った経験談をご紹介していきます。

物販ビジネスにおいて季節に需要が大きく左右される商品を取り扱うと在庫管理が面倒なのと、毎月の売上にムラができて年間を通して安定した利益を確保できなくなります。

毎月安定した利益を生み出すためにビジネスを行っていく方がほとんどだと思いますので、季節もの商品は原則取り扱うべきではありませんが、実際に季節もの商品を取り扱ったらどうなるのか知らないと、つい季節もの商品を取り扱いたくなる方もいらっしゃるかと思いますのでここで僕の失敗談を共有させていただこうと思います。

それでは早速内容に入っていきます。

Contents

まずは相乗り販売で参入

当時の僕は、オリジナル商品販売ではなく相乗り販売という単純転売をしていました。
”あまログ”というリサーチツールを使って以下の商品を見つけ、月間に30個以上売れていたので、まずは相乗り販売で参入をすることにしました。

上記の画像では販売価格が1680円ですが、当時は2580円で販売されていました。

相乗り販売でも十分売れるのでオリジナル商品で参入に変更

実際に相乗り販売をしたのが5月あたりだったこともあり、1日に3個以上売れる商品だと分かったので「ライバルも少ないので相乗り転売ではなく、オリジナル商品として販売した方が儲かる」と判断し、自社のオリジナル商品として自社で商品ページを構えて出品することにしました。

この商品は原価が15元ととても安いので、2580円でも十分に利益が残る商品でした。

ここで利益計算をするとこうなります。

販売予定価格(2580円)
原価(15元)
Amazon出品手数料、出荷手数料(698円)
輸入経費(500円)
利益額(1112円)
利益率(43.1%)

しっかりと利益が残ることに加え、この商品は容積重量と実重量が700g以下なので輸入経費も安く抑えることができます。

さらに、ケースに入れられて発送されるので壊れづらいですし、サンシェードなので輸送中に揺られても壊れづらいので取り扱うには理想的な商品でした。

問題点が発覚するも、無視してそのまま出品へ

ただ一つ、問題点が発覚します。
それは、この商品は真夏に使う機会が多いサンシェードだということです。

当時の僕は、相乗り販売をしたときにとても売れる商品である感覚を掴んでしまったので、季節によって需要が左右される商品だと分かってはいましたが

「まあ、夏の期間は何ヶ月もあるし、最悪売れ残ってしまってもポツポツ売れるでしょ」

と考え、出品に向けて準備を整えていきました。

まさかの商品トラブル発生

発注したのが6月上旬だったので、商品が輸入代行業者に届いたのが6月中旬でした。
まだ真夏の7月〜9月の季節に間に合います。

出品に向けての準備が順調だと思った矢先、検品作業中の代行業者から連絡が入りました。

 

「届いた商品全てがペンキ臭い」

、、、、。

 

すぐに仕入れ先に返品を依頼しましたが、「返品は一切受け付けない」の一点張りだったので、なんとかして仕入れた商品のコンディションを整えて捌ききらなければいけませんでした。
(※中国ではよくあるパターンです)

 

いろいろ試してようやく商品を販売できるようになった頃には8月になっていました。

在庫を捌き切る前に売れる季節が過ぎて在庫が多数残ってしまう

それでもまだ需要が高まっている9月までは1ヶ月ありますので、急いで仕入れて在庫を捌き切ってしまおうと思ったのですが、販売する頃にはライバルが増えていて、捌き切る前に需要が高まる夏の期間が過ぎてしまいました。

夏のシーズンが過ぎても多少の需要はあるだろうと思い、そのまま値下げ販売を続けましたが結局捌き切れず、いまだに十数個の在庫は倉庫に眠っています。。。

需要が高まる期間を過ぎると一気に売れなるのが季節もの商品の恐ろしいところです。

 

今回ご紹介した商品は車用のサンシェードですが、もっと需要に浮き沈みがある分野は存在します。
例えば、キャンプ用品、ハロウィンのコスプレ用品は需要が高まるシーズンが過ぎ去った瞬間に全くと言っていいほど売れなくなります。

季節もの商品の他にも、アパレル形などの流行に流されやすいものは需要の浮き沈みがとても激しいです。

季節もの商品であれば翌年に需要が回復する可能性がありますが、だとしても売れ残ってしまったら1年間は在庫を保管しなければいけません。
その間在庫保管料もかかります。

流行に流されやすい商品に関しては、一度需要を失うと2度と需要が戻ることはないと考えた方がいいです。

参入する前に「これは安定して長く売れ続ける商品ジャンルなのか」きちんと考えてから参入する商品を選びましょう。

最後に

季節もの商品をオリジナル商品として取り扱った経験談を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

たとえ限られた短い期間だけでも多くの利益が出る商品なら参入したくなる気持ちもわかります。
でも、季節もの商品や流行に流される商品はどれだけ売れていたとしても参入するのはやめておきましょう。

 

年間を通して安定して売れない商品を扱ってしまったがために、

「先月は月商100万円だったのに、今月は20万円、、、。」

なんてことが起きると、心中穏やかではなくなります。
ここで紹介したような商品は取り扱わずに、1年を通して安定して売れる商品見つけてオリジナル商品化をしていきましょう!

それでは最後までお読み下さり有難う御座いました。

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