こんにちは、元ディーラー整備士のガイです!
この記事では、商品ページの作り込みだけでポジションを勝ち取り毎月利益5万円を生み出す商品を作った時の考え方や戦略を紹介していきます。
ここまでで、口酸っぱく「1商品で最低でも毎月3万円以上の利益が出せる商品に参入しましょう」
と言ってきていますが、実際の具体例がないとどんな切り口で商品を探せばいいかわからないと思います。
そこで、1商品で4万円の利益を生み出す商品の作り方の1例として、僕の経験談を紹介していきますので今後の参考にしていただければと思います。
それでは早速内容に入っていきます。
Contents
どうやってその商品を見つけたのか?
”あまログ”のセラーリサーチで月間販売数が50個を超える以下の商品を見つけました。
当時は、この商品が月間50個以上販売しているトップセラーでした。
僕がこの商品を発見したときは、トップセラーの商品のレビュー数も30個程度で少なく、まだ十分参入できる商品だったのです。
参入を決めた経緯
参入するにあたって僕が着目したは以下のポイントになります。
まず、どのくらい売れているのか
冒頭でもお話ししたように、この商品は月間で50個以上売れていて需要に関しては申し分ありませんでしたので、次に利益に着目しました。
利益はどのくらい出ているのか
まずは同じ商品を中国サイトで探します。
この商品は当時3180円で販売されていていたので以下のような計算をして、予測利益を立てました。
販売予定価格(3180円)
原価(55元)
Amazon出品手数料、出荷手数料(748円)
輸入経費(500円)
利益額(942円)
利益率(29.6%)
正直、利益率が微妙でしたが、この商品はプラスチック製の小さい商品なので容積重量も実重量もとても低く、輸入経費を500円以内に抑えられるので取り扱うことにしました。
輸入経費が500円よりも少し安くなることを考えれば、利益率31%と言ったところでしょう。
最低ラインの30%は超えるのでOKです。
そう考えると利益率も申し分ありません。(少し不満ですが)
ライバルの弱点はどこにあるのか
その次はライバルの弱点を見つけていきます。
当時はこの商品の出品者は2人しかいなくて、どちらも商品ページの作り込みが甘いセラーでした。
今と昔ではどちらのセラーも商品ページの作り込み度合いが違いますが、現時点での今回例に出したセラーの弱点を解説していきます。
商品画像について
- 商品トップ画が白背景画像ではない
- 画像に統一感がない
- 掲載順序がデタラメ
- 画像が横長でサイズが合っていない
SEO対策について
- タイトルに余計なキーワードが入っている
- 商品説明分がない
- 商品紹介コンテンツの画像サイズが合っていない
軽く弱点を挙げただけでもこれだけあります。
この弱点に対して、商品ページの作り込みでライバルとの優位性を保てる部分はどこなのか探って出品準備で対策を練っていきます。
検索順位1位のポジションを奪うために行った広告戦略
まず、この商品に関連するキーワードに広告出稿を行い、出稿するBIGキーワードは全て上位表示をさせました。
そうすることで、出品直後の過度に露出が少ない状態から一気に露出を増やすことができ、アクセス数を集めることができます。
ポジションを奪うターゲットの商品ページよりも、しっかり商品ページを作り込んで同じ価格で販売しているわけですので、広告を使って露出を増やせば見てくれた顧客は自社の商品を買ってくれます。
また、広告を使うことでオーガニック検索での自社商品ページの存在にも気づいてくれる確率が上がり、オーガニック検索から購入されやすくなります。
オーガニック検索から購入されると検索順位が上昇しますので、どんどん検索順位がライバルに近づいてきます。
検索順位をライバルとどう同等レベルまで持ってくれば、広告以外での露出も格段に上がりますので、露出機会が増えて安定して売れるようになっていきます。
販売開始から1ヶ月後には検索順位が1位になり、販売開始をしてから2年半ほど経ちますが、いまだに利益を生み出し続ける商品になっています。
最後に
毎月利益5万円を生み出す商品を作った時の考え方や戦略をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
他の出品者と同じ商品である以上、顧客は商品ページを見て「信用度」を重要視して商品を購入します。
商品ページの作り込みが甘い(SEO対策が雑、画像が雑)ということは、顧客は「この商品は信用できない」と感じて、購入ボタンを押してくれません。
いくら商品がしっかりしたものでも商品ページが雑であれば顧客は買ってくれません。
商品品質と商品ページの作り込みは両輪なのです。
両方がしっかりしていて初めて広告は効果を発揮します。
どんな商品であれ、商品そのものの品質と商品ページの作り込みはどちらも重要ですので、この2つを整えてしっかり販売戦略を立てて自社の商品をヒット商品に育てていただければと思います。
それでは、最後までお読み下さり有難う御座いました。
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