多くの人が、無意識のうちに「今がピークになる生き方」を選んでしまっている。
たとえば、若さや美貌、体力を武器にして稼ぐこと。確かにそれは、短期的に見れば効率の良い手段かもしれない。でも、それは確実に劣化していく資源を消費する生き方だ。
時間の経過とともに、その武器は確実に弱くなる。
それが悪いわけじゃない。
ただ、その“消耗型の働き方”を主軸にし続けると、年齢を重ねることが苦痛になっていく。
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自然の原理に逆らうな
人間は年をとる。
これは誰にも抗えない“運命”だ。
体力は落ちる。睡眠時間を削って働くような無理もきかなくなる。
20代のような働き方を、30代、40代になってまで続けるのは難しい。というか、もはやリスクでしかない。
にもかかわらず、未だに「時間を売って稼ぐ」ことを続けている人が多い。
それが“普通”だと刷り込まれているからだ。
でも俺は思う。
自然の摂理に逆らう働き方をしている限り、いつか確実に詰む。
経年劣化ではなく、「経年優化」する戦い方を選べ
じゃあどうするべきか?
答えはシンプル。
年を重ねるごとに価値が高まるものに時間と体力を投資することだ。
たとえば:
スキル
信用
仕組み
資産
コンテンツ
これらは、積み上げれば積み上げるほど、自分が年をとっても価値が残る。
最初は報われないかもしれない。
でも、20代で体力があるうちに“報われない努力”を積み重ねた奴だけが、30代以降で「労力をかけずに稼ぐ」というフェーズに移行できる。
今を遊ぶなと言ってるんじゃない
ここで誤解してほしくないのは、「今を遊ぶな」と言ってるわけじゃない。
遊びたいなら思いっきり遊べばいい。
欲しいものがあるなら、全力で買いにいけばいい。
むしろ、若い時期にしかできない遊びもある。人生を楽しむことは否定しない。
でも俺が言いたいのは、
“今がピーク”になるような選択を主軸にするなということだ。
一瞬の快楽を求めて、未来を犠牲にするような選択をするな。
遊ぶなと言ってるんじゃない。遊びながらも、ちゃんと種をまいておけという話だ。
働く目的を見失うな
そもそも、働くことが目的じゃない。
働いて、お金を稼いで、そのお金で幸せに暮らすことが目的だろう。
だったら、以下の2つを比べたときに、どちらを選ぶべきかは明らかだ。
1日10時間働いて、月30万円
1日1時間しか働かずに、月100万円
誰もが後者を望むはずなのに、多くの人が前者を選ぶ。
なぜか?
それは「楽したい」からだ。
若いうちは遊びたいし、勉強なんてしたくない。
「今が楽しければいい」と思ってしまう。
でも、その“楽した月日”のツケは、
確実に年を重ねた自分の人生にボディーブローのように効いてくる。
「若いうちに楽しめ」という呪い
車好きの世界でも、こんな言葉をよく聞く。
「20代のうちに好きな車に乗っとけ。30代になったら結婚して、子どもができたら降りなきゃいけなくなるから。」
俺は、この考えに強烈な違和感を覚える。
俺は車が好きだからこそ、一生好きな車と一緒にいたいんだ。
なんなら、年齢を重ねるごとにもっと自由に、もっと好きな車を追求できる人生を目指したい。
本来はそうあるべきじゃないか?
歳を取って、街で好きだった車を見かけたときに、
「ああ…昔は乗ってたな」って指をくわえて見てるだけの大人には、俺はなりたくない。
真っ平ごめんだ。
好きなことを一時の“青春の思い出”で終わらせるんじゃなくて、
ずっと自分の人生に刻み続けられるような生き方を、俺は選びたい。
今がラクか、未来がラクか
「20代は体力があるんだから働け」という話じゃない。
働くだけじゃダメだ。
考えて、投資して、未来をラクにする種を蒔くことが必要だ。
「今が楽」なだけの生き方では、年をとることが怖くなる。
俺は、年齢を重ねるごとに自由になり、豊かになり、楽しくなっていく人生を目指したい。
だから今は、未来に価値が膨らむものに、自分の命を投じている。
まとめ:自然の流れに沿って、上昇していけ
若さや体力、美貌は消耗品。「今がピーク」の働き方は続かない
経年劣化ではなく、「経年優化」するスキル・資産・仕組みに投資しろ
遊ぶなと言ってるんじゃない。「今をピークにするな」と言ってる
働くことが目的じゃない。自由に生きることが目的だ
若いうちは遊びたくなるけど、その代償は未来にくる
考えて、学んで、今から“後者の人生”を目指せ
好きなことを、年齢で諦めるな。
人生を通して好きなことを追求できる自分を作るのが、本当の戦略だ
年をとることが「しんどさ」ではなく、「楽しさ」に変わるような人生を──
俺はそういう人生を選びたい。