中国商品の販売で起こりうるトラブルの具体例について解説

こんにちは、元ディーラー整備士のガイです!

この記事では、中国商品の販売で起こりうるトラブルの具体例について解説していきます。

各商品を取り扱うことで起こりうるトラブルを知っていないとリスク管理ができませんので、具体例を出しながらトラブルについて解説していきます。
それでは早速内容に入っていきます。

Contents

面倒なトラブルが起きやすい商品の具体例 

  • 組み立て式の商品(例:プラモデル)= 部品が足りないことが多い
  • 通電する商品(例:社外テールランプ)= 電気配線トラブルが多い
  • 精度が必要な商品(例:エアガンの専用バレル)= その他部品と干渉してしまうトラブルが多い

上記に記載したことはほんの一例ですが、このような商品はトラブルが多いです。
実際にお客様から頂くクレームとしては、

  • 組み立て式の商品で言えば「〇〇の部品が入っていません。〇〇の部品だけ送って欲しい」
  • 通電する商品で言えば「電源が入らないんですけど。。。」
  • 精度が必要な商品で言えば「BB弾がバレルに干渉して真っ直ぐ飛ばないので、正常な商品に交換してください」

と言ったようなご指摘を受けることが多いです。

Amazonでは、ある一部の部品だけ交換したりはできませんので商品そのものを交換することになります。
組み立て式商品のパーツが全て揃っているかどうかの検品をすると検品費用が相当高くなりますので、最初から取り扱わないほうが良いです。
同様に、通電する商品の検品も通電を確認するテスターなどが必要になるので機器代もかかりますし、何より検品費用が相当高くなりますので取扱はやめておきましょう。

精度が必要な商品に関しては、商品設計そのものを変更しない限り精度は治らないので返金交換をしても無駄なケースが多いです。
精度を出すために作り直したりしたら相当費用がかかりますので取扱いはやめておきましょう。

トラブルが少ない商品の具体例 

  • 部品点数が限りなく少ない商品(例:ブックスタンド)= 壊れる要素が極限に少ない
  • 貼り付けるだけの商品(例:ガーニッシュ)= 説明書がなくても取り付け方が理解できる
  • 万が一の時にその他部品に害を与えない商品(例:エアガンの持ち手部品)= 万が一精度が悪くても、その他部品に危害を加えない

こちらもほんの一部ですが、取り扱うべき商品の条件として、

  • 壊れない、
  • 説明書がなくても問題ない、
  • 万が一販売した商品が不良品でも取り付けているその他機器に危害を加えないような部品である

ということが重要です。

万が一トラブルが起きると面倒な商品の具体例 

  • 通電する商品(例:社外テールランプ)= 電気トラブルで出火する可能性ある
  • 精度が求められる商品(例:エアガンの専用バレル)= 少しの採寸ズレが他の機器に影響を及ぼす
  • 強度が求められる商品(例:バイクスタンド)= 製品強度そのものが直接その他機器に影響を及ぼす

ここで紹介した事例が起きることは稀ですが、万が一起きたら大きな問題になってしまいます。
特に、電気トラブルで出火して車が炎上してしまったなんてことが起きたら、出火原因となる商品を販売したこちらの責任が問われる事態になります。

精度が求められる商品で言えば「少しの採寸ズレが影響してBB弾が製品本体に詰まり故障してしまった」というケースも起きたりします。
その場合は間違いなくクレームが入りお客様との間でトラブルが起きるでしょう。

強度が求められる商品で言えば「購入したバイクスタンドが不良品でバイクが倒れてしまいバイクが壊れてしまった」なんてことが起きたらまず間違いなく販売したこちらに責任があるでしょう。

このような万が一の時に大きな損害に繋がりかねない商品はいくら利益率が高くても最初から取り扱うのはやめるべきです。

どうしても扱いたいなら検品と梱包を徹底すること

ここまででトラブルが起きやすい商品について解説してきましたが、どうしても取り扱いをしたい場合は徹底的に検品を行いましょう。
検品に大きな費用がかかると思いますが、万が一のリスクを考えれば安いものです。

ただし、徹底した検品や徹底した梱包で商品管理をすれば輸入経費は相当嵩みます。
それで満足いく利益が出るような商品でないのなら取扱は避けるべきです。

僕なら取り扱いを控えますということだけはお伝えしておきます。

最後に

中国商品の販売で起こりうるトラブルの具体例について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

各商品を取り扱うことで起こりうるトラブルを把握していないと、その商品に潜むリスクの管理ができません。
僕のお伝えするオリジナル商品販売のメソッドとしては、

いかに低リスクで大きな利益を上げるか

という部分を大事にしていますので、はなからリスクのある商品は避けるべきです。
商品を取り扱うことで起こりうるトラブルを回避するためにも、仕入れる前にリサーチ対象の商品に潜むリスクを事前に把握しておきましょう。

それでは最後までお読み下さり有難う御座いました。

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