中国からの国際送料の計算方法

こんにちは、元ディーラー整備士のガイです!

今回は輸入ビジネスの出品準備編という事で、
中国輸入で航空便を利用した際の国際送料の計算方法』について解説していきます。

中国輸入ビジネスでは、中国から仕入れた商品をOCSやDHLといった航空便(クーリエ)か、もしくは船便を使って日本へと輸送します。

船便はコンテナを満たすくらいの物量と納期に余裕が持てれば国際送料を抑えることが出来ますが、現実的には納期と物量を考えると航空便での輸入が多くなります。

利益に影響を与える輸入経費を正確に把握する為に、国際送料の計算方法をしっかりと学んでいきましょう!

それでは早速内容に移っていきます。

Contents

中国輸入の利益計算で重要となる国際送料の計算方法

中国輸入では、航空便を利用した商品輸送が主要な輸入手段となりますが、多くの方が国際送料の計算方法が分からずに曖昧な見積もりをしてしまって、実際に商品を輸入した後で予想以上に費用がかかっていたというケースも少なくありません。

原則として、航空便での商品輸送では発送する商品の総重量によって運賃が算出されます。

輸入代行業者を経由して商品を発送する際には、それぞれの業者ごとに国際送料の料金表がウェブサイトに掲載されていますので、必ず目を通しておいてくださいね。

また、多くの輸入代行業者では、総重量が20kgを超えると1kgあたりの国際送料が大きく割安になります。

例えば、以下の業者ですと、総重量が20kgの場合には国際送料が400元かかるところ、あと1kg荷物を増やしただけで国際送料を378元まで下げることが出来ます。

  • 重量20kg → 400元(@20kg)
  • 重量21kg → 378元(@18元kg)

1回の差額で考えると400〜500円程度の差ですが、ここに気づかずに10回20回と輸入を繰り返していくと、その差は数万円単位で変わってきますので注意が必要です。

基本的には総重量が増えれば増えるほど、1kgあたりの国際送料は割安になりますので、まず個人輸入のレベルであれば最初にこの20kgの壁を意識して輸入する商品の物量をまとめていきましょう。

同じ総重量20kgの国際送料でも、商品1つあたりの重量が軽い方がより多くの商品を輸送することが可能です。

  • 商品1つの重量2kgの場合 → 10個で総重量20kg
  • 商品1つの重量1kgの場合 → 20個で総重量20kg

この場合、当然ながら20個輸送出来る方が費用対効果は高いと言えます。

国際送料における実重量と体積重量とは?

国際送料は輸送する商品の総重量によって料金が算出されますので、商品1つ1つの重量チェックは商品リサーチの時点で欠かさず行う必要があります。

ただし、航空便の国際送料を計算する際には体積重量という独特な計算式を利用しますので、国際送料の見積もりでは、商品の実重量と体積重量の違いについてしっかりと理解しておきましょう。

実重量とは、その言葉の通り商品自体の重さのことを意味しますので、Amazonであれば商品ページに記載の重量ですぐに確認することが出来ます。
こちらの商品であれば、実重量は730gですね。


ですが、中国輸入では航空便を使って商品を輸入しますので、体積重量も忘れずに確認する習慣を付けましょう。体積重量は下記の計算式で算出します。
体積重量 = 縦(cm) × 横(cm) × 高さ(cm) ÷ 6000(m3/kg)
(※小数点切り上げ)

この計算式を見るとなんだか難しそうに見えますが、体積重量は商品の梱包サイズ3辺の長さを掛け算して、最後に6000で割れば良いだけです。(÷6000(m3/kg)の部分は業者によって異なる場合があります)

商品のサイズはFBA料金シュミレーターで詳細が確認出来ます。
また、Google Chromeの拡張機能「ショッピングリサーチャー」を導入していれば、容積重量も目安として算出されますのでお勧めです。

ショッピングリサーチャー導入の解説はこちら

この商品ですと、体積重量は8.7×29.5001×42.8÷6000=1.83077621≒1.9kgとなります。

航空便での輸送では商品の実重量と体積重量のいずれか重い方が適用されますので、上記の商品であれば実重量は730gですが体積重量は1.9kgとなり、1.9kgの商品として国際送料が算出されるということになるのです。

このように、体積重量では1つの商品が約3倍の重さとして扱われることも十分起こり得ますので、国際送料の見積もりの際には必ず体積重量にも意識を向けて計算していきましょう。

最後に

中国輸入で航空便を利用した際の国際送料の計算方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

普段の生活の中ではあまり馴染みのない体積重量という考え方ですが、航空便の輸送では商品を乗せるスペースが限られている為、このような計算式が設けられています。

中国輸入の見積もりの段階で多くの人がミスをしてしまうのが、体積重量の確認をしなかったことで予想以上に国際送料が膨らみ赤字に繋がるという部分です。

そして、ここさえしっかりと計算出来るようになれば、中国輸入の見積もりで大きな誤差が出る可能性は極めて低くなります。

正確な見積もりが出来てこそ、中国輸入ビジネスでの利益に繋がっていきますので、ぜひ今回の記事を参考にして頂いて体積重量の考え方を身に付けていきましょう!

それでは、最後までお読み頂き有難う御座いました。

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