こんにちは、元ディーラー整備士のガイです!
この記事では、中国輸入Amazon物販で取り扱う商品の原価相場を解説していきます。
商品リサーチを行っていくにあたって、中国輸入で取り扱う商品の仕入れ原価の相場をわかっていないと、的外れな原価価格帯の商品をリサーチしてしまったりします。
また、商品によって異なりますが、中国輸入ビジネスで取り扱う大体の商品の原価の相場を知らないと、どのくらいの販売価格帯で利益が出る商品を探せばいいかわからないので商品リサーチが一向に進まないということが起こります。
原価の相場を知り、その価格帯ピンポイントでリサーチを進めていくことが商品リサーチを円滑に進める重要な部分となりますので、是非この記事で解説する内容を頭に入れて商品リサーチに励んでいただければと思います。
それでは、早速内容に入っていきます。
Contents
どのくらいの原価で仕入れられる商品を取り扱うべきか?
中国輸入ビジネスでは、基本的に20元前後〜100元前後で仕入れられる商品を取り扱うべきです。
「安かろう悪かろう」が中国輸入商品ではありますが、「安い=粗悪品」と一概に決め付けるのはNGです。
原価相場は商品のジャンルによって異なりますので、50元が原価相場の商品もあれば、80元が原価相場の商品もありますし、20元が原価相場の商品も存在します。
例えば、プラスチックのスマホケースは比較的簡単に作れるので10元前後の原価相場ですが、本革を使ったスマホケースは材料にお金がかかるので40元前後の原価相場だったりします。
一概に、「これは20元の商品だから粗悪品」と決めつけるのはよくありません。
リサーチしている商品ごとの原価相場を知り、その原価相場の中で高い原価なのか、安い原価なのか
を判断するようにしましょう。
最も利益の出しやすい原価相場はどこか?
僕の経験上、40元前後の原価相場で仕入れられる商品に利益の出しやすい商品が眠っていると感じています。
40元前後の原価相場の商品は、Amazonで3,000円前後で販売して利益率30%〜40%を狙える商品が多いので、狙い目であるといえます。
品質に気をつけたほうがいい原価相場はどこか?
10元〜30元あたりの原価相場の商品は、品質を気をつけたほうがいいでしょう。
商品そのものの品質もそうですが、安い原価で仕入れられる商品は販売セラーの対応もよくないことが多いです。
- 梱包が雑だった
- 商品の箱が無地だった
- 商品の箱の損傷が酷かった
- 不良品が多かった
などのトラブルが起きやすいので、あらかじめ発注前に確認しておくべきでしょう。
原価相場が低い商品を販売する場合は、いつも以上に品質管理に神経を研ぎ澄ますことが大切です。
実際に、仮仕入れを行って直接自分で目で見て、手で触って確認しましょう。
この作業を面倒くさがって輸入代行業者に依頼するだけではまだまだ甘いです。
自分の目で見て、触って確認することが最もその商品がどのレベルの商品なのか明確に判断することができる方法ですので、この品質管理は抜かりなくやっていきましょう。
利益の出し辛い原価相場を知る
商品の販売価格にもよりますが、僕の経験上100元を超えるような原価相場の商品は利益が出し辛いです。
というのも、原価が高いのでその分販売価格を上げないと利益が出ないからです。
Amazonで売れやすい中国商品は値段が安いものが多いので、販売価格をあげないと利益を出せない商品は狙う需要規模から外れてしまいます。
そして、原価相場が100元を超えるような商品は万が一のことがあった場合のリスクも大きくなります。
数十個レベルの仕入れならまだ問題ないですが、数百個を超える仕入れをするなら100元を超えるような商品を取り扱うのはお勧めしません。
取り扱わないほうがいい原価相場とは?
いくら販売価格が低くても利益を出せるといえど、原価相場が1元〜20元くらいの異常に低い原価相場の商品は取り扱わないほうがいいです。
というか、その価格帯で仕入れられる商品の販売価格相場は往々にして1,000円以下であることがほとんどですので利益を出すことが難しいです。
逆に、いくら販売価格が高くても売れる商品といえど、150元を超える原価相場の商品は取り扱わないほうがいいです。原価が高すぎます。
そもそも、Amazonで販売する中国商品の販売価格相場に対して、150元を超えるような商品では利益を残すことは難しいです。
高確率で赤字になる商品が多く、150元を超えるような原価相場で十分に利益が出る販売価格帯はそもそも需要規模が小さいはずです。
販売価格が挙がれば上がるほどAmazonでの需要規模は少くなると考えましょう。
最後に
中国輸入Amazon物販で取り扱う商品の原価相場について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
Amazonで売れやすく利益の出やすい原価相場を知り、その相場内でリサーチを進めることが最も効率良く儲かる商品を見つける為の秘訣です。
ただ、商品によって異なる原価相場に対して、安すぎる商品や高すぎる商品の取り扱いはやめるべきだとお伝えしておきます。
安く仕入れようとして安物をむやみに販売するのもNGですし、品質を求めすぎて原価の高い商品を販売しても利益がでないというのもNGです。
原価相場に対して、平均的でかつ、品質に問題ない商品を仕入れて販売していくことがベストですので、この条件に合う商品を探していくようにしましょう。
それでは、最後までお読み下さり有難う御座いました。